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『428 〜封鎖された渋谷で〜』イシイジロウ氏原作のアニメ『アンダー・ザ・ドッグ』と初監督の実写映画『女流棋士の春』が2023年1月1日より各種配信サービスに登場決定

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 ゲームクリエイターであるイシイジロウ氏は12月28日、原作を手掛けたOVA作品『Under the Dog』(アンダー・ザ・ドッグ)と、監督を務めた実写映画『女流棋士の春』が2023年1月1日より各種ストリーミングサービスで配信されると発表した。

 イシイジロウ氏は2008年に発売されたサウンドノベルゲーム『428 〜封鎖された渋谷で〜』を手掛けたゲームデザイナーであり、ビデオゲームのほか脚本家や映画監督、作詞家としても活躍している。

 この度配信されるOVA作品『Under the Dog』はKickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを実施し、アニメ作品としては歴代最高額の出資を集めて製作が決まったSFアクションアニメだ。

 2018年には本作のスピンオフである短編コメディ「アンシアちゃん」と、主人公のモノローグ「OVERTURE to UNDER THE DOG」を加え、『UNDER THE DOG Jumbled』として劇場公開された。公開期間は2週間を予定していたが、好評につき帰還を延長して上映されている。

 物語の舞台は、2020年に開催を予定していた東京五輪がテロにより中止を余儀なくされ、賑わうはずであった湾岸エリアが国連管轄の特殊な地域へと変貌した2025年。国連管轄の特殊部隊のメンバーである「冬月ハナ」が任務の遂行のため江の島にある公立高校に転校し、任務のターゲットを巡り巻き起こる戦闘と群像を描く。

 あわせて配信される実写映画『女流棋士の春』は、日本将棋連盟所属のプロ棋士である香川愛生氏が主演を務める自主映画作品だ。

 大学生の沢田一二三と、同じゼミに通う女流棋士である賀川春が、ふとした切っ掛けで行われる「目隠し」将棋の一局を描く短編作品だ。

 賀川春が抱える将棋に纏わるトラウマと、決して将棋が得意ではないものの彼女に思いを寄せる沢田一二三の真心が盤上で出会う様を描く。

 なお、『女流棋士の春』非商業の自主制作映画として制作されため、今回の配信収益は全てウクライナ難民支援に寄付されるという。

 各作品の配信プラットフォームは以下のとおり

UNDER THE DOG
・Google Play/YouTube(有料配信)
・Amazonプライム・ビデオ
・U-NEXT
・RakutenTV/楽天ShowTime
・ひかりTV
・VIDEX.jp
・MOVIE Full +
・ビデオマーケット
・GYAOストア

女流棋士の春
・Google Play/YouTube(有料配信)
・Amazonプライム・ビデオ
・U-NEXT
・RakutenTV/楽天ShowTime
・J:COMオンデマンド
・ひかりTV
・dTV
・VIDEX.jp
・MOVIE Full +
・ビデオマーケット
・GYAOストア

 興味がある読者は、年始のお休みのお供にぜひ視聴してみてはいかがだろうか。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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