作曲家であり電子音楽家の牛尾憲輔氏は1月6日、同氏が劇伴を手がけるTVアニメ『チェンソーマン』の完全版にあたるサウンドトラック「Chainsaw Man Original Soundtrack Complete Edition – chainsaw edge fragments -」が発売されることを伝えた。
1月25日に発売を予定しており、Amazonをはじめとする各ECサイトでは既に予約受付を開始している。
#チェンソーマン サントラ フル版が1/25に発売になります。
— kensuke ushio (@agraph) January 5, 2023
EPに含まれなかった曲も入ったコンプリート盤です。
是非是非よろしくお願いします。是非。
ギリギリまで作ってたから、ちゃんと網羅できてよかった…。#chainsawman https://t.co/5I7e0dsuC1 pic.twitter.com/QBzS4xXBUW
この度発売される『チェンソーマン』のサウンドトラックは、すでに3作リリースされている『チェンソーマン』のサウンドトラックEPの内容をひとつにまとめたもの。くわえて、各種EPに含まれていない楽曲も収録されたコンプリート版となる。
牛尾憲輔氏は2016年に公開されたアニメ映画『聲の形』や2022年に公開されたテレビアニメ『平家物語』などのサウンドトラックを手掛けた音楽家だ。
同氏は石野卓球氏や電気グルーブのテクニカルエンジニアとしてキャリアをスタートし、テクノおよびエレクトロニカをリリースするagraph名義やロックバンドLAMAのメンバーとして活動しつつアニメ、映画のサウンドトラックも担当し、時に実験的な劇伴を提供してきた。
アニメ『チェンソーマン』のサウンドトラックでは従来の劇伴作品よりも攻撃性を前景化させた楽曲を数多く手掛けており、ドリルンベース調の楽曲やグリッチ風の電子音、ポストインダストリアルな音色を多用した重心重めのダンストラックやダークアンビエントをアルバムに収録。いずれも原作の荒唐無稽なスピード感ある作風を彷彿とさせる楽曲であり、この度発売されるアルバムはファン必見の一枚となるだろう。
『チェンソーマン』のファンは本商品を予約してみてはいかがだろうか。