アメリカの映像制作会社であるブラムハウス・プロダクションズ(Blumhouse Productions)は4月6日、映画版『Five Nights at Freddy’s』の公開日が海外時間で10月27日に決定したと発表した。
あわせて、本作のファーストルックがお披露目された。
『Five Nights at Freddy’s』シリーズは2014年に発売した同名作品を減点とするホラーゲームシリーズだ。シリーズ作では基本的に夜間警備員としてライト・監視カメラ・扉を駆使し、動物のかたちをした一見可愛らしい機械人形「アニマトロニクス」の襲撃から生き延びる作品となっている
本作の映画化の話は2015年にワーナーブラザーズピクチャーズが『Five Nights at Freddy’s』シリーズの映画化権を取得し始動していたものの、監督の離脱や脚本家の引退などで制作が難航していた。しかし、共同脚本というかたちで改めてシナリオが制作され、結果として2023年2月より映画の撮影が開始されている。
Blumhouse Productionsはホラー映画の制作を得意とする映像制作会社であり、低予算ながら大きな話題を呼んだ『パラノーマル・アクティビティ』やジョーダン・ピール監督が手掛けた『ゲット・アウト』、組織的に黒人への暴行と殺人を行った「ク―クラックスクラン」への潜入捜査を描く『ブラック・クランズマン』、AI人形が引き起こす惨劇を描く『M3GAN ミーガン』などを手掛けている。
また、『セサミストリート』『マペット』で知られる作家ジム・ヘンソンが制作した造形会社が映画用のアニマトロニクスを制作すると発表されており、気になる映画のクオリティには期待できそうだ。
なお、国内での上映に関する情報は確認できないが、比較的大きな制作規模により国内向けの上映の可能性も決して低くはないだろう。