開発元のthatgamecompanyは『Sky 星を紡ぐ子どもたち』(以下、Sky)について、5月20日(土)に開発中の「プロジェクト・花鳥庭園」を紹介する映像を公開した。
『Sky』は『風ノ旅ビト』の開発者が贈るソーシャルアドベンチャーゲーム。“リラックスできる、心温まるMMORPG”を謳う作品で、ジャンル名の通りプレイヤー同士の交流がひとつのポイントとなるが、その中では言葉ではなくジェスチャーなどを用いてコミュニケーションを取る形となっている。
2019年にスマートフォン(iOS)向けに配信を開始し、その後にAndroid、そしてNintendo Switchやプレイステーションといった家庭用ゲーム機への展開も進めてきた。5月17日(水)にはついにPC(Steam)版もアナウンスされ、その告知映像では累計ダウンロード数が2億6000万を突破していることも明らかにされた。
このたび公開されたのは、2023年後半の配信を計画している大型アップデート「プロジェクト・花鳥庭園」の開発中の映像だ。こちらで登場する新たなエリアは、プレイヤーたちが集まってフレンドを作ったり、精霊たちと交流したり、イベントに参加したりと、さまざまなアクティビティをともに楽しめる場になるという。
また、数千人規模のプレイヤーが同じ体験を共有することを可能にしたフェスティバル・テクノロジーを進化させ、柔軟性を持たせることでゲームプレイの体験の幅をさらに拡張する構えだ。すでにいくつかのコンテンツでフェスティバル・テクノロジーは導入されているが、今後のアップデートではさらなる可能性も見せられるとしている。
開発ブログでは「プロジェクト・花鳥庭園はゲームを知り尽くしたプレイヤーだけでなく、新しいプレイヤーがSkyに簡単に親しむための入り口にもなるでしょう」と語られている。ふだんはあまりゲームを遊ばないユーザーにも、『Sky』の体験がどのようなものかをスムーズに感じ取れるようにする狙いがあるようだ。
「プロジェクト・花鳥庭園」は2023年の後半にもベータ版の『Sky』に実装される予定だ。記事執筆時点ではまだ明らかにされていない部分も多いが、引き続き『Sky』と「プロジェクト・花鳥庭園」に関する続報にも注目していきたい。