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劇場版『美少女戦士セーラームーン Cosmos』舞台挨拶に三石琴乃、林原めぐみ、水樹奈々、早見沙織、佐倉綾音が登壇

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 1991年から1997年まで少女漫画雑誌『なかよし』で連載された『美少女戦士セーラームーン』(著:武内直子さん)。単行本の世界累計発行部数は4600万部(紙、電子合計)にのぼり、1992年からは40か国以上でTVアニメシリーズが放送された。

 そして同作の最終章を描く劇場版『美少女戦士セーラームーン Cosmos』の前編が6月9日に公開された。劇場版では原作コミックの第5期にあたる「シャドウ・ギャラクティカ編」をもとに、最強の敵に立ち向かうセーラー戦士たちの最後の戦いを描く。後編は6月30日(金)に公開予定。

 このたび、6月10日に劇場版《前編》の公開記念舞台挨拶が開催。エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃さん、セーラーギャラクシア役の林原めぐみさん、セーラー火球/火球皇女役の水樹奈々さん、そしてセーラースターライツ/スリーライツから、セーラースターメイカー/大気光役の早見沙織さん、セーラースターヒーラー/夜天光役の佐倉綾音さんが登壇。さらに、同作で初めて長編作品を担当した髙橋知也監督も登場し、貴重な舞台挨拶となった。

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 三石さんは「終章だからといってうさぎちゃんとの向き合い方を変えたわけではありませんが、一つひとつのシーンを噛みしめながら、大事に収録しました。寂しくもありますが、最後までこれた充実感もあります。“後編”もますます凄いことになっていますので、続けてみてほしいです」と期待感が高まるコメントを寄せた。

 続いて、シリーズ最強の敵を演じた林原さんが「セーラームーンの最後の敵になれて本当に幸せです。90年代を走り抜けて、ほぼ同期の琴ちゃんの頑張りを近くでみていました。“セーラームーン”というワードでみなさんが思い出す十人十色、百人百色の景色があるように、私の中にもこの作品の景色があります。30 年近くみなさんを支えてきた作品が最後を迎えるということで、最後の敵として存分に楽しませていただきました」と作品への思いを語った。

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 イベントは三石さんの「“劇場版『美少女戦士セーラームーン Cosmos』《後編》まで応援してくれないと、月にかわって おしおきよ!”」というお馴染みのセリフで幕を閉じた。

劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」
前編 絶賛公開中 後編 6月30日(金)公開
©武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会

その他のイベントレポート全文は以下のリリースでチェック。

《前編》のアフレコから約二年、昨日 9 日(金)に満を持して劇場公開した本作。舞台挨拶には、エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃、セーラーギャラクシア役の林原めぐみ、セーラー火球/火球皇女役の水樹奈々、そして、セーラースターライツ/スリーライツから、セーラースターメイカー/大気光役の早見沙織、セーラースターヒーラー/夜天光役の佐倉綾音、さらに、本作で初めて長編作品を担当した髙橋知也監督が登場しました!

上映直後の興奮と熱気に包まれた会場にキャストが登場。初めに、三石が「今日こうやってみなさんとお会いできて本当に嬉しいです!最終章だからといってうさぎちゃんとの向き合い方が変えたわけではありませんが、一つ一つのシーンを噛みしめながら、大事に収録しました。寂しくもありますが、最後までこれた充実感もあります。全国の劇場に足を運んでくれているみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。≪後編」もますますすごいことになっていますので、続けてみてほしいです。」と応援してくれるファンへの感謝の想いを語りました。

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続いて、シリーズ最強の敵を演じた林原は、「セーラームーンの最後の敵になれて本当に幸せです。『美少女戦士セーラームーン』は一度、劇場版に出演させていただきましたが、多くは関わっていませんが、傍らにいてくれた作品。90 年代を走り抜けて、ほぼ同期の琴ちゃんの頑張りを近くでみていました。“セーラームーン”というワードでみなさんが思い出す十人十色、百人百色の景色があるように、私の中にもこの作品の景色があります。30 年近くみなさんを支えてきた作品が最後を迎えるということで、最後の敵として存分に楽しませていただきました。」と。数多くの作品で共演経験がある戦友の
ような林原だからこそ贈れる激励の言葉を三石に伝えました。

そして MC から林原が纏うゴールドの衣装に赤色のカラーコンタクトという、“セーラーギャラクシア”を意識した衣裳について聞かれると、「みなさんのことを威圧しておこうかなと思って(笑)」という林原に、三石も「気づいたらお客さんもみんな、ギャラクシアのブレスレットをさせられて服従しているかもしれないね(笑)」と見事な掛け合いに、会場からは笑いが起こりました。

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シリーズの大ファンである水樹は、「今日こうやって三石さん、林原さんとここにいられることがとても幸せです。アフレコしているときも本当に幸せでした。ファンのみなさんの愛が詰まった、歴史のある『美少女戦士セーラームーン』なので、期待を裏切らないように、一言一言魂を込めて演じました。」と思いを語りました。

幼い頃にごっこ遊びをして育った早見は「夢のような瞬間で、今日はいつも以上に緊張しています。大好きな作品に関わることができて、最初にお話しをいただいた時は信じられない気持ちでした。収録はセーラースターライツの 3 人で出来たので、3 人の絆を確かめ合いながら演じることができました。」と、作品に込めた熱量を集まったファンにも伝えました。

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そして本作の出演が決まってから「美少女戦士セーラームーン」にドはまりした佐倉は「ここに並んでいるのがウソみたいです。」と大先輩を横にした、昂る気持ちを語りながらも、「小さい頃に通ってきていないからこそ、ハマってしまった今、“ごっこ遊び”に夢中です!今日ようやく火球様(水樹)にお会いできてすごく光栄ですし、琴乃さんの顔を見ると泣きそうになります!めぐさんには…やっぱり勝てない!と思ってしまいます!!」と言うと、「知ってる(笑)」と林原がすかさずツッコむなど、チームワークの良さを見せつけました。

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そして本作で初の長編監督を務めた髙橋監督は、「武内先生が描きたかったことやキャラクターの気持ちを考えながら、ファンのみなさんにあの時のトキメキを思い出していただけるように取り組みました。たくさんの愛を持ったスタッフにも参加してもらい、作品の集大成を作り上げることができました。」と、作品への思いを語り、自信を覗かせました。

今回、敵対するキャラクターを演じた三石と林原。一緒に行ったアフレコについて聞かれると三石は「それぞれ役として背負っているものがあるので、キャラクターの空気感をまとってスタジオにいました。」と振り返ると、林原も「収録時はほぼ口を利かないような雰囲気でしたが、勝手知ったる仲だからこそ。“この二人マジで仲悪いんじゃない?”と思われているんじゃないかと、その空気を楽しんでいました(笑)」と、同期ならではのエピソードを披露しました。

そんな旧知の仲だからこそ、うさぎを演じる三石を目の当たりにした林原は、「うさぎちゃんとしての琴ちゃんの声を聴いた時に、軸がぶれました。私は琴ちゃんのことを何も分かってなかったんだなと。色んな人生経験を積んで来てもなお、どうしてそのうさぎちゃんのピュアさをずっと持っていられるの…?と新たな一面も見せてもらいました。うさぎちゃんは仲間に守ってもらうことで、より力を増す。“家来はいるけど仲間はいない“ギャラクシアとしては、嫉妬のようなものを感じました。」と話しました。

試練に打ちのめされそうになりながらも前に進んでいく主人公・月野うさぎが印象的に描かれる本作。改めてセーラームーン/月野うさぎの魅力について聞かれると、佐倉は「私は、Cosmos の台本を読んでから第一話に戻ったので、初期のうさぎちゃんがあまりにも普通の女の子だというギャップに驚きました。今作では、守らないといけないという境遇の中での、変化や成長を感じました。」と語ると、早見は「子どもの頃には気づかなかった、うさぎちゃんの中にある、広くて深い愛の存在がすごいです。“どんな私も私なの。そんな私にしかできないことがある”というセリフを、今この時代に聞けることに、感謝の想いでいっぱいになります。」と熱弁。

さらに水樹は「完璧じゃないから自分の限界を知らない、限界を超えられる可能性に満ちたキャラクターだと、改めて感じました。最後の一歩を踏み出すところを自分でやってのけるうさぎちゃんはすごい!」と全員が熱く話すと、林原は、「みんな褒めちぎり過ぎ、イライラしてきた(笑)」とジョークを挟む一面も!

そんな林原も、「ギャラクシアは“金”という威圧的な色を纏い、そこにあたる光は誰のためにも使わず、自分だけを光らせている。“金”というものが、いかに他人に見せびらかすものの一つだったかということを、“金”の上の色である“白”をまとったうさぎを見て、知りました。」とギャラクシアを演じた林原だからこその気づきを話しました。

そして最後に、三石からは「助けられて強くなる普通の女の子というところが好きです。うさぎちゃんは、その場その場で大事なものをしっかり選び取っていける強さがあります。」と話し、髙橋監督も「どんな困難でも、立ち上がって前に進んでいくことがいかに重要か、大人になってから分かります。うさぎちゃんだったら立ち向かっていける、うさぎちゃんがいないとセーラームーンじゃない、と必ず思えるところが魅力です。」と締めくくりました。

最後に三石から「パワフルな演者さん、愛のある監督に作っていただいたこの作品に参加できて、本当に嬉しく思っています。最終章の幕開け、一つずつ終わりに近づいているので寂しくもありますが、充実感を伴っていて、とても素敵な時間を過ごせました。エネルギーが渦巻いているこの劇場から、世界中に愛と正義が届いたら良いなと思います。“劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」《後編》まで応援してくれないと、月にかわって おしおきよ!”というお馴染みのセリフで、イベントは幕を閉じました。

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昨年 30 周年を迎えた本作は、遂に最終章…!強く美しいセーラー戦士たちの最後の物語を、是非お見逃しなく!

■劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」《前編》公開記念舞台挨拶 実施概要
■日時: 6月10日(土)
■場所: 丸の内 TOEI1 (東京都中央区銀座3丁目2−17)
■登壇者(敬称略):三石琴乃 (エターナルセーラームーン/月野うさぎ)
林原めぐみ (セーラーギャラクシア)
水樹奈々 (セーラー火球/火球皇女)
早見沙織 (セーラースターメイカー/大気光)
佐倉綾音 (セーラースターヒーラー/夜天光)
髙橋知也監督

■タイトル:劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」《前編》 / 劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」《後編》
■公開日:前編 6 月 9 日(金) 後編 6 月 30 日(金)公開
■キャスト:三石琴乃、野島健児、福圓美里、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤 静
皆川純子、大原さやか、前田 愛、藤井ゆきよ
水樹奈々、井上麻里奈、早見沙織、佐倉綾音/林原めぐみ
■スタッフ: 原作・総監修/武内直子
監督/髙橋知也 脚本/筆安一幸 キャラクターデザイン/只野和子
音楽/高梨康治 美術監督/空閑由美子(スタジオじゃっく)
アニメーション制作:東映アニメーション/スタジオディーン 配給/東映
■映画公式 HP: 2023.sailormoon-movie.jp
■映画公式 Twitter:@sailor_movie
■美少女戦士セーラームーン公式 Instagram:@sailormoon30th_
■劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会 ©武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会

ライター
アニメ、漫画、2.5次元・アイドル・声優などのジャンルを一通り嗜むライター。お笑いも好き。

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