3Dの美少女ゲームを多数手がける国内ゲームブランドのILLUSION(イリュージョン)は7月14日、作品の開発および販売を終了することを発表した。
同社の製品は8月18日をもって販売を終了するという。
【 ILLUSION 活動終了のお知らせ 】
— イリュージョン (@ILLUSION_staff) July 14, 2023
ゲーム開発ブランド「ILLUSION」は8/18(金)を持ちまして開発・販売を終了致します。
詳細は下記ページをご覧下さい。https://t.co/uAbSCV5uyT
長らくのご支援、ご声援を頂き本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/3Vit9b8xhW
イリュージョンは『コイカツ』や『ハニーセレクト』『AI少女』など、3DCGを駆使した成人向けの美少女ゲームを多数手がけてきたゲームブランドだ。
1992年に発足し、ブランドの初期から『監禁』をはじめとする作品で3DCGを開発に導入。結果として「3DCGの美少女ゲームブランド」としての代表的な地位を確立するに至っている。
とくに『コイカツ』や『ハニーセレクト』『AI*少女』といった近年の作品では自由度の高いキャラクタークリエイト機能を搭載している。自身の好きなビジュアルのキャラクターを作中に登場させられる仕様により、ファンダムの活動も活発な作品となっていた。
また、フォトリアル調のビジュアルと、いわゆる“デジタルのアニメ絵”を再現するトゥーンシェーダー風の作品の双方でカスタマイズ性のある美少女を実現しており、さまざまなビジュアルの作品を手がけるスタンスも同ブランドの魅力となっていたはずだ。
上記のほか、『VRカノジョ』といったVR向けの作品や、前述の作品向けに公式のVRモッドを配信するなど、VRの美少女ゲームに関しても勢力的に開発および販売、配信を行っていた点もイリュージョンの功績と人気の秘訣となっているだろう。
この度の発表によると8月18日をもって作品の開発・販売が終了される。同社が手がけるサービスに関しては、7月14日に公式HPの毎週更新が停止され、メール会員コンテンツもあわせて終了する。
8月1日には公式通販ダウンロード版商品が販売終了し、8月18日には以下のコンテンツやサービスが全て終了する。
・公式通販パッケージ版商品 販売終了
・他店舗様ダウンロード版 販売終了
・Steam商品 販売終了
・公式サポート対応 終了
・アップデートファイル 配信終了
・予約購入特典 配信終了
・各アップローダー サービス終了
・メール会員コンテンツ 配信終了
・Youtubeアカウント 停止
・Twitterアカウント 停止
プレイしたいイリュージョンの作品がある場合は、8月18日までにゲームを購入しておこう。