ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は7月27日(木)、同社が販売する家庭用ゲーム機「PS5」の実売台数が累計4000万台を突破したと公式ブログ「SIE.Blog」にて伝えた。
あわせて、今回の発表では発売以来に登場したPS5用ゲームタイトルからプレイヤーの投票で選ばれた人気トップ40の作品も紹介されている。
2020年11月に発売されたPS5は長らく半導体の供給不足から品薄となっていたが、2023年1月にSIEが「全世界における供給量の増加」を告知してからは、抽選制で販売していた各種量販店やメディアショップが次々と販売方式を通常販売へと移行。入手しやすい状況の整備が進められてきた。
発表にあたって、SIEの社長兼CEOであるジム・ライアン氏は「PlayStationのファンの皆さまのサポートのおかげで、PS5の累計実売台数が4000万台というマイルストーンに到達しました。この達成を実現して下さったゲームコミュニティの皆様に心より感謝申し上げます。」とコメントを寄せている。
また、発表によると、PS5で遊べるゲームのタイトル数は各地域で異なるものの、総計では2500本を超えているという。ゲーマーにとっては直近2ヶ月で『ファイナルファンタジーXVI』や『ディアブロIV』、『ストリートファイター6』などのメジャータイトルが加わったことも記憶に新しいだろう。
今回の発表にあわせて公開されたプレイヤーコミュニティの人気トップ40では、本体へプリインストールされている『アストロ プレイルーム』を筆頭に、『エルデンリング』や『ホグワーツ・レガシー』、『バイオハザード ヴィレッジ』などのメジャータイトルが名を連ねている。
なかにはカルト教団を運営するアクションゲーム『Cult of the Lamb』や“ドキドキ”の恋愛模様が展開されるアドベンチャーゲーム『ドキドキ文芸部プラス!』など、中小規模のチームで製作されたインディーゲームもラインナップされているようだ。
上記のほか、PS5については発売から2年半で本体のカラーリングを買えるカバーやワイヤレスコントローラー「Dualsense」のカラーバリエーションも展開しており、自宅のインテリアにあわせたカラーを求める人から評価を受けているという。