2020年に設立されたG-DEVS.comは10月9日(月)、新作ゲーム『Anonymous Hacker Simulator(アノニマス・ハッカー・シミュレーター)』の無料体験版をPC(Steam)向けに配信した。本作は日本語字幕に対応しており、正式版についても2023第4四半期の発売を予定している。
『アノニマス・ハッカー・シミュレーター』のなかでプレイヤーは匿名のハッカーとなり、「Vladimir Pootin」や「Elan Mask」などどこかで聞いたことのある名前を持った公人たちをハッキングして、その秘密を暴露する。
本作の特徴として、ネットワークをスキャンする「Nmap」や情報収集に用いられる「Harvester」など実在するソフトウェアも登場するリアリティの高いハッキング描写があげられる。作中でプレイヤーはキーボードなどを用いて実際にコマンドを入力しながら、目的の情報を手に入れるために暗躍する。公開中の無料体験版では、隣人のWi-Fiへアクセスすることで自身の腕を証明するミッションなどをプレイ可能だ。
Steamストアページの記載によると、本作においてプレイヤーは「ギグ」と呼ばれるミッションを進めていくうちに高度なセキュリティシステムを出し抜けるようになり、国をまたいで広がる陰謀を解き明かしていくとのことなので、壮大なストーリーやハッキングに興味のある方は本作の体験版を遊んでみてはいかがだろうか。
なお、本作には8月28日に公開された関連作品『アノニマス・ハッカー・シミュレーター:プロローグ』が存在するが、筆者がプレイしてみた限りでは本作の無料体験版と概ね同じ内容だと思われる。