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名作フラッシュ死にゲー『人生オワタの大冒険』が再び遊べるように。『ロッコちゃん』『人生オワタの大冒険2』もFlashエミュレーター「Ruffle」により復活

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国内のクリエイターであるキング氏は11月19日、Flashゲームとして人気を博した『人生オワタの大冒険』『ロッコちゃん(Rokko Chan)』『人生オワタの大冒険2』をブラウザから無料で遊べるかたちで再公開した。

『人生オワタの大冒険』は2007年より公開を開始した2Dアクションゲームだ。かつて大型掲示板である2ちゃんねる(現5ちゃんねる)にて流行した「樹海に向かうこと」を示すネットミーム「人生オワタ \(^o^)/」をモチーフにしたキャラクターを主人公に、アスキーアートを題材にした世界で冒険をする作品となっている。

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(画像は人生オワタ\(^o^)/の大冒険 for FLASHより)

ゲームプレイは移動とジャンプ、遠距離攻撃のオワタバスター、自爆などを基調とするシンプルな設計だが、ステージギミックとして無数の罠が用意されており、本作はいわゆる“死にゲー”として国内外を問わず大きな人気を博した。

インディーゲームにおいては『I Wanna Be the Guy』が『人生オワタの大冒険』の影響を受けており、同作の後を追うように個人開発者の作品において「2Dの死にゲー」がしばしば制作されている。

いっぽう、『ロッコちゃん(Rokko Chan)』は2011年に公開された『ロックマン』シリーズをオマージュした2Dアクションゲームだ。

約2年の歳月をかけて制作されており、重厚なドット絵のオープニングをはじめとした高い完成度、そしてヒリつく高難度のゲームプレイが特徴の作品となっている。

そして、『人生オワタの大冒険2』は2020年12月31日にサポートが終了したAdobe Flashの終焉を前に、2020年8月にリリースされた作品だ。

作品そのものが「Adobe Flashの終焉」を題材にしており、本作では消滅しつつある世界を舞台に「人生オワタ \(^o^)/」がアスキーアートの世界を冒険することとなる。

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(画像は人生オワタの大冒険2より)

このたび再公開された作品群は、オープンソースのAdobe Flashエミュレーター「Ruffle」を駆使して実施されている。キング氏の作品に関してはFlashゲームのほか、Unityで制作された『RokkoChan3D』といった作品も公開されており、新作の構想も用意しているという。

『人生オワタの大冒険』や『ロッコちゃん(Rokko Chan)』といった作品を楽しんだ読者は、キング氏のX(旧Twitter)アカウントをフォローして、今後の活動もチェックしよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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