早川書房は11月21日、ジェイムズ・ラヴクローヴ氏による「シャーロック・ホームズ」と「クトゥルフ神話」を掛け合わせたパスティーシュ小説『シャーロック・ホームズとサセックスの海魔』の販売を開始した。価格は税込1496円。
ジェイムズ・ラヴグローヴ『シャーロック・ホームズとサセックスの海魔』(日暮雅通訳)
— 早川書房公式 (@Hayakawashobo) November 21, 2023
1910年、海辺のサセックスで隠退生活を送るホームズは三人の女性の失踪を調査することに。事件の陰には、邪神としてよみがえった仇敵モリアーティがいた!? 驚異のホームズ×クトゥルー・パスティーシュ、第三弾 pic.twitter.com/9e03pD4Kla
『シャーロック・ホームズとサセックスの海魔』は、ジェイムズ・ラヴクローヴ氏による「シャーロック・ホームズ」と「クトゥルフ神話」を掛け合わせたパスティーシュ作品『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』、『シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪』に続く怪異小説の第三作だ。
本作品群では「シャーロック・ホームズ」の秘められた物語として、ホームズの語られざる事件と、その背後に蠢くクトゥルーの神々との対峙が描かれていく。これは作者のラヴクローヴ氏が、ジョン・ワトスン博士による「シャーロック・ホームズ」の三つの未公開原稿を偶然入手し、その物語を現代訳の上で公開しているという設定だ。
本作を扱う早川書房の公式ショップ「ハヤカワ・オンライン」では、本作のあらすじについて次のように紹介されており、恐るべきクトゥルーの神、そして宿敵モリアーティ博士とのすさまじい戦いが描かれることがうかがえる。
1910年、ホームズとワトスンがクトゥルーの古き神々と初めて対決してから30年後。闇の勢力に仕えるドイツ人スパイが暗躍し、ヨーロッパが戦争へ突き進む中、海辺のサセックスで隠退生活を送るホームズは、三人の女性の失踪を調査することに。事件の陰には、邪神としてよみがえった仇敵モリアーティがいた!?
なお早川書房は現在、Amazonのブラックフライデーセールの一環として、シリーズ作品である『シャドウェルの影』、『ミスカトニックの怪』を含む複数のKindle作品が最大70%オフとなるセールを実施中だ。上記2作についてはいずれも748円とお得な価格で購入できるようになっている。
またこのほかにも、人気爆発中の中国初SF小説『三体』、ライアン・ゴズリング主演で映画化が進行中のSF小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、先日「世にも奇妙な物語」で表題作が映像化された短編集『走馬灯のセトリは考えておいて』なども50%OFF前後のお得な価格で購入可能となっている。
ジェイムズ・ラヴグローヴ『シャーロック・ホームズとサセックスの海魔』の発売は11/21。既刊の『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』『シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪』の電子書籍がセールされてますよ!
— 早川書房 翻訳SFファンタジイ編集部 (@hykw_SF) November 17, 2023
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『シャーロック・ホームズとサセックスの海魔』は現在発売中だ。価格は税込1496円となっている。