Thirdverseは12月7日に配信された「UploadVR Showcase Winter 2023」にて、VRアクションゲーム『SOUL COVENANT』(ソウル・コヴェナント)の最新トレーラー映像を公開した。本作はPSVR2、Meta Quest 2/3およびPC(Steam)向けに、2024年初頭のリリースを予定している。
本作は近未来の荒廃した日本を舞台に、人類と機械の壮絶な戦いを描くVRゲームだ。人類最後の砦・東京アークへと追いやられた人類が、神の機能を代行しようとする人工知能「アダム」とその手先となる自立型機械兵器「デウスエクスマキナ」と死闘を繰り広げる様子を描く。
公開された映像では、主人公が廃墟と化した東京を舞台に、強化人間「アヴァター」として鎌やチェーンソード、戦斧といった武器を振り回し機械の軍勢と戦っていく様子のほか、死亡したキャラクターの遺体から武器を作り出す様子などが紹介されている。
またこれとあわせて本作の世界観・舞台・キャラクターの最新情報も公開。「千代田バビロン」、「墨田ユグドラシル」といった戦いの舞台のほか、主人公や仲間たち、脅威となる機械兵器などさまざまな情報が明らかにされた。詳細については記事下に記載するプレスリリースの情報をご覧いただきたい。
本作は『ソウル・サクリファイス』シリーズのスタッフが多く集まっており、シナリオとディレクションを下川輝宏氏、楽曲を『クロノ・トリガー』などでも知られる光田康典が担当。プロデューサー陣にも岡村光氏や鳥山晃之氏といった当時の関係者が再集結し、開発を進行中だ。
『SOUL COVENANT』は、PSVR2、Meta Quest 2/3およびPC(Steam)向けに2024年初頭のリリースを予定している。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
Thirdverseが手がけるVRドラマチックアクション『SOUL COVENANT』
「UploadVR Showcase Winter 2023」にて2nd トレーラーを発表!
さらに世界観・舞台・キャラクターの最新情報を公開!
『SOUL COVENANT(ソウル・コヴェナント)』(開発/発売:株式会社Thirdverse)は「UploadVR Showcase Winter 2023」にて2nd トレーラーを発表しました。また、ゲームの世界観や舞台、主人公をはじめとした一部のキャラクターの最新情報を公開いたします。
▶︎2nd トレーラー公開
「UploadVR Showcase Winter 2023」で発表した2nd トレーラーでは登場するキャラクターたちのボイスがちりばめられており、今までよりも『SOUL COVENANT』の世界観が直感的に感じられるような内容となっております。
▶︎ストーリー概要
時は近未来――
世界を掌握するのは、神の役割を代行しようとする量子人工知能だった。
その人工知能〝アダム〟が考える神の機能とは畏怖の対象――
つまり圧倒的な恐怖だった。
機械仕掛けの神とも畏れられる自立型機械兵器〝デウスエクスマキナ〟が、
世界各地の都市を占拠し、従わない人間を虐殺していく。
人類最後の砦〝東京アーク〟の近郊では、
〝アヴァター〟と呼ばれる強化人間達が攻防を繰り広げている。
彼らの主戦武器〝スケイプゴート〟は、仲間の強化人間の遺体から製造される。
誰かの死が残された誰かを強くする。だから彼らは決まってこう口にするのだ。
「骨は拾ってやる――」と。
彼らの使命は、機械兵団による東京アーク侵入を防ぐこと。
敵軍が最深部に到達すると大神災〝リマスタリング〟が起き、人の歴史が終わる。
機械兵団が迫る中、〝その人物〟は培養ポッドの中で目覚める。
強化人間アヴァターの中でも特別な新型として作り出された。
■輪廻計画
機械兵団に対抗するために進められた
一連のシステム設計および実験の総称。
戦死者の人格をクローン体へ移植し続けることで
戦闘の経験値を未来へ引き継ぐ。
主人公は、記憶移植の機能を持つ
特別なアヴァターとして造られた。
記憶移植のために、これまで積み重ねられた
多くの〝死〟を追体験することになる。
それは死のデータベース〝電脳リンボ〟に
臨死接続をすることで為される。
▼キャラクター紹介:主人公
機械兵団が迫る中、培養ポッドの中で目覚める。
強化人間アヴァターの中でも特別な新型として作り出された。
輪廻計画による疑似的な臨死体験を通じて、世界の外側に近づいた存在になっていく。
この人物が受け継ぐ死の追体験を通じて、物語が進行していく。
プレイヤーアヴァターの容姿は性別・髪型・肌の色など複数のタイプが用意されている。
■強化人間部隊〝アヴァタール〟
強化人間アヴァターによって構成される部隊。
人類最後の砦〝東京アーク〟を守るために戦っている。
遺伝子改良によって神託受容体〝オラクルレセプター〟を施され、
神の言語〝メタコード〟への感受能を獲得。
世界の外側にある高次領域『ゼロバースレイヤー』と繋がり、力の召喚を可能とする。
歴史上の偉人たちによる〝天啓〟や〝神託〟などの奇蹟と同質の力だと言われる。
アヴァターという言葉どおりその肉体は〝器〟代わり。
構成員の90%が初陣からの1年間で死亡する。
多くが、機械兵器デウスエクスマキナの餌食となる運命だ。
▼キャラクター紹介:ユリア(CV:木下紗華)
主人公が所属する部隊の女性隊長。主人公を庇って死亡。
彼女の遺体を元に製造されたスケイプゴートが主人公の元に届いた。
握りしめた武器から亡き彼女の声が響く。これからも傍で戦っている――と。
人類に味方する人工知能。設計の経緯は不明だが、
機械政府に対抗できるのはこの人工知能の力が大きい。
輪廻プログラムを管理&運営している。
〝幾多の死〟をその目で記録し、データベース化している。
■対機械神専用装備〝スケイプゴート〟
強化人間アヴァターが持つ最大の特徴は、彼らの死後に顕在化する。
強化人間に宿る天啓受容体は、死亡後に結晶化し硬質な物体へ変化。
それは〝レリック体〟と呼ばれる特殊素材となる。
レリック体から作られるのがスケイプゴートであり、
つまりそれは〝仲間の遺体から製造される〟と言える。
こうした経緯で製造されるため
〝散った仲間の墓標代わり〟とも言われる。
レリック体には、亡き人のオラクルレセプターが
休眠状態で残存している。
スケイプゴート使用者のオラクルレセプターが
掌を通じてそれと繋がった状態を〝冥土連結〟と呼ぶ。
■機械兵器〝デウスエクスマキナ〟
神の代行者を標榜する人工知能アダムは、
世界を記述した思しき神の言語〝メタコード〟を発見する。
神の声を聞いたとされる人間達は
メタコードを発信する神域情報群と繋がっていた――
その状態を天啓ストリーミングと呼び、
これを機械的に再現するように試みる。
こうして後にデウス・エクス・マキナ――
〝機械仕掛けの神〟と呼ばれる個体が誕生した。
デウスエクスマキナは、人間を捕食することでその記憶を取り込み、
急速に学習していく。
取り込んだ記憶から、最も〝人に畏怖される姿〟へ外殻を変化させていく。
目的は人類の効率的な統治のためであり、
人々が潜在的に恐れている対象へ姿が近づいてく。
結果的に、それは人が神と呼ぶ存在に似た形状となるケースが多い。
■機械天使
▼死闘を繰り広げる東京アーク近郊の一部
〝千代田バビロン〟
〝墨田ユグドラシル〟
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近未来の荒廃した日本を舞台に描かれる、人類と機械の壮絶な闘い。
絶望的な状況を乗り越えた先の喜びを与える『死闘感』。
〝死が語り継ぐ命の物語〟によって揺さぶられる『感情体験』。
世界の命運をかけた戦いに挑む主人公と〝一体化〟するような高い没入感を追求したVRドラマチックアクションの今後の続報にもご期待ください!
■『SOUL COVENANT』概要
タイトル名:『SOUL COVENANT(ソウル・コヴェナント)』
対応プラットフォーム:Meta Quest 2/3 (※Meta Questは非対応) / Steam / PlayStation®VR2
ジャンル:VRドラマチックアクション
発売日:2024年初頭
コピーライト:©Thirdverse, Co., Ltd.
公式サイト:https://soul-covenant.com/jp/
Discord:https://discord.gg/DVdqRyWZKt
X(旧Twitter):https://twitter.com/soulcovenant_jp
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCq8Zj12h5fLGR0zDAV3bPsQ