デベロッパーのOther Ocean Interactiveは1月11日、“雪山人狼”こと『Project Winter』のSteam版に関して、制限はあるが1日に2マッチまで無料で遊べる「フリーパス」システムを開始した。
フリーパス版は配信されていないが、本作はPC(Microsoft Store)およびPS4/PS5、Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けにも発売されている。
Project Winter’s Free Pass is live!
— Project Winter (@ProjWinter) January 10, 2024
You can officially backstab your friends for free on Steam. This new version of the game offers a limited Project Winter experience for free and is crossplay compatible with all platforms!https://t.co/leJUloXoDx
『Project Winter』は2019年にリリースされたオンラインマルチプレイ専用のサバイバルゲームで、サバイバルおよび脱出要素と「人狼ゲーム」を踏襲した騙し合いが融合したシステムで人気を博した。
ゲームプレイは最大8人で実施され、脱出を目指す「サバイバー」、サバイバーたちの脱出を阻止し、あわよくば全滅を目指す「トレイター」の2チームに分かれて戦う。距離に応じて音量が下がるゲーム内ボイスチャットも搭載されており、話術を駆使し、各チームの目的が達成されれば勝利となる。
各キャラクターには体力ゲージのほか温かさ、空腹度を示すステータスがあり、探索や動物をハントして手に入れたアイテムを駆使し「サバイバル」をする必要がある。同時に、脱出をするには特定のアイテムを納品したりと「タスク」と呼ばれる作業をこなす必要があり、脱出に至るまでのプロセスが「サバイバルゲーム」として充実している点が本作の特徴だ。
この仕様により「トレイター」であることがバレてもすぐにゲームが終了せず、同時に妨害をするうえでの選択肢が充実した作品になっている。
このたび提供を開始した「フリーパス」システムは、ゲームを購入しなくても前述のとおり1日に2マッチまで本作をプレイできる仕組みだ。各プレイヤーは1日に2枚「プレイトークン」を受け取るため、このトークンを使用すれば任意のフレンドや知らないプレイヤーと本作を遊ぶことができる。
Steamストアページにて「Project Winter Free Pass」をダウンロードすることで本システムを利用可能だ。
なお、本サービスはすべてのプラットフォームとのクロスプレイが提供されているが、キャラクターのカスタマイズなどは制限されている。また、本作のシニアプロデューサーによる公式Discordサーバーでの投稿によると、1日に配布するトークンの数は調整する可能性があるそうだ。
お得に本作をプレイしたい方は、ぜひ新システム「フリーパス」を活用して本作をプレイしてみよう。