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ボディカムFPS『Unrecord』2024年内に大きな発表をすると予告。2023年4月から久々の新情報で、模倣されるリスクを懸念し情報公開を控えつつ、未公開の革新的なシステムも実装予定

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インディーゲームスタジオDRAMAは1月25日、写実性の高さから大きな話題を呼んだ同チームによるFPS『Unrecord』に関して、ゲームに関する最新情報を公開した。

本情報は2023年4月以来のゲームに纏わる発表となっており、本作のウィッシュリスト登録者数が約120万件であり、ウィッシュリスト登録者数のランキングで第12位に輝いたことを明かした。

さらに、発表では定期的な発信を敢えて控えている意図や、年内に大きな発表をする予定であることも述べられている。

『Unrecord』は警察の特殊部隊として犯罪事件を調査し、さまざまな登場人物と対峙していくストーリードリブンなひとり用FPSだ。

アンリアルエンジンを駆使した本作のグラフィックは写実性が高く、国外の警察官などが胸部に装備する「カメラボディカメラ」風の視点で高い没入感を実現。公開された映像が文字通りに実写と見間違える質感を有している点で大きな話題を集めた。

ゲームプレイトレーラーは、執筆時点で約712万回再生されている。また、この盛り上がりに際してユーザーから発生した「ゲームプレイ映像ではなく、プリレンダリングによる映像ではないのか」という疑問に対して声明と、アンリアルエディター上で本作を起動する映像を公開し、この件により再び注目を集めた

なお、本作は映像美に注目が集まっているものの、独自の手の動きによる「フリーエイミングシステム」が実装されているほか、戦闘の最中に会話が発生するといったシステムも特徴だ。犯罪者と対峙したときは道徳的なジレンマを伴う選択に迫られる場合もあるとされ、ストーリーテリングにも大いに期待できる作品となっているだろう。

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(画像はSteam:Unrecordより)

このたびの発表でDRAMAは精力的に開発に取り組んでいる段階であることが明かされた。

また、『Unrecord』が高い注目を集めていることから、新情報を頻繁に公開すれば「作品に実装される革新的な要素」を模倣されるリスクがある。くわえて、新情報を公開する際にはシングルプレイヤー向けの作品であるために“体験を台無しにする”リスクもある。

なので、同チームは無策に沈黙を貫いている訳ではなく、上述したリスクを加味して新情報の発表を控えているそうだ。本記事の冒頭に記したとおり、2024年内に大きな発表を予定している。

くわえて、『Unrecord』は未だリリースされておらず、現段階ではベータ版や早期アクセス版は配信されていないことを改めて明言。『Unrecord』の名を用いた詐欺などに関する注意喚起も行った。

本発表にあわせて作中に登場するアサルトライフ、ハンドガンの画像も公開されているが、ゲームプレイ映像に続き質感などの表現に長けたフォトリアルなスチルとなっている。

写実的なビジュアルやストーリーを描くFPSとしての独自システムに期待される『Unrecord』。興味がある読者はウィッシュリストに登録し、年内の続報を楽しみに待とう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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