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映画『八つ墓村』(1977年)がYouTubeにて期間限定の無料配信を開始。8人の落武者たちが惨殺された村で戦慄の事件が次々と村を襲う。渥美清さん演じる「金田一耕助」が事件解決に乗り出す

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YouTubeチャンネル「松竹シネマPLUSシアター」は、1977年のミステリー映画『八つ墓村』をYouTubeにて期間限定の無料配信を開始した。

無料配信期間は2月15日まで。

『八つ墓村』は、横溝正史氏の同名原作を映画化した1977年のミステリー映画。監督は野村芳太郎氏、脚本は橋本忍氏が務め、探偵「金田一耕助」を渥美清氏が演じる。

今から400年前の戦国時代、山あいの或る村に流れ着いた8人の落武者たち。村人たちは恩賞金に目がくらみ、落武者たちを皆殺しにした。惨殺された8人の落武者にちなんで、いつからかこの村は「八つ墓村」と呼ばれるようになった。

そして現代、忌まわしい血を持つ寺田辰弥(萩原健一)が妖艶な未亡人、森美也子(小川真由美)と共にこの八つ墓村に帰ってきた。村人たちが恐れるなか、再び血にまみれた戦慄の事件が次々と村を襲う。

怨念か、それとも計画的な殺人か。そこに名探偵・金田一耕助(渥美清)が登場する。名探偵・金田一耕助の推理が冴えわたることになるのだが……。

本作は映画『砂の器』のスタッフが横溝正史氏の傑作を大胆に映画化し、数ある『八つ墓村』の映像化作品でも名作として誉れ高い作品だ。

2月15日までYouTubeで無料配信しているので、この機会に視聴してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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