ホラー小説レーベル「角川ホラー文庫」のKindle版を対象としたセールが2月19日(月)よりAmazonストアページ上で開催中となっている。同レーベルから出版されている複数のタイトルをお得に購入することが可能だ。
鈴木光司氏による『リング』は定価660円のところ59円で購入可能となる。本作はジャパニーズホラーの代表作ともいえる同名映画の原作となる小説となっており、「呪いのビデオ」や「山村貞子」など著名なホラーアイコンを生み出したことでも名が知れた作品だ。呪いを科学的に調査するミステリー仕立ての描写や主人公「浅川」のキャラクター造形など、映画版とは異なる作風によって描かれている。
また、2015年に出版されベストセラーとなった澤村伊智氏の『ぼぎわんが、来る』は定価748円のところ74円となっている。霊媒師を主人公とした「比嘉姉妹シリーズ」の第1作であり、都市伝説や民俗学などさまざまな題材を扱い、ジャンルを横断するようなダイナミックな作風が大きな特徴となっている。2018年には本作を原作とする映画『来る』が公開され、こちらも大きな話題となった。
セール対象となっている本作のほか、第2作『ずうのめ人形』第3作『などらぎの首』など続編も刊行中だ。また、2024年3月22日(金)には最新刊『すみせごの贄』が発売予定となっている。
さらに、人気青春オカルトミステリーシリーズ『ホーンテッド・キャンパス』の第1巻は59円、『呪怨』シリーズの『呪怨 白い老女』は46円となっている。ほか、多数の人気小説がセール対象となっている。ラインナップはAmazonの特集ページから確認することが可能だ。ホラーファンもそうでないユーザーも、この機に未読の作品を忘れずにチェックしておこう。
Jホラーの古典から最新の人気シリーズまで、思う存分お得にさまざまな恐怖を味わえるこの機会を見逃さないようにしよう。