いま読まれている記事

実写映画『ボルテスV レガシー』10月18日に公開決定。フィリピンの強すぎる愛にて実現。ドラマ版はフィリピンでの国民認知度が脅威の94%。劇場版にはフィリピン版には含まれないシーンや再編集が施される

article-thumbnail-240604i

アニメ『超電磁マシーン ボルテスV』を原作とした実写映画『ボルテスV レガシー』が10月18日(金)に劇場にて公開されることが決定した。あわせて、決定を記念したスペシャルムービーも公開されている。

『ボルテスV レガシー』は、2023年5月から9月までフィリピンにて90話放送された実写ドラマシリーズだ。この度、日本で公開されることが決定した劇場版にはフィリピン版の映画には含まれないシーンが追加され、再編集されているという。

原作となるアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』は、1977年から1978年まで全40話が放送されたロボットアニメだ。地球から1万4000光年もの距離にあるボアザン星から脱出したラ・ゴールは地球に逃げ延び、地球人と結婚して故郷のライバルであるズ・ザンジバルの侵略を阻止するため巨大ロボのボルテスVの建設に着手する。

圧政への抵抗や革命を起こすストーリー展開や差別問題に踏み込んだシナリオは当時多くのフィリピンの視聴者に支持され、主題歌は第2の国歌とも言われるほどの人気を博したという。

『ボルテスV レガシー』は10月18日(金)に劇場にて公開される予定だ。本作が気になった方は、ぜひ公式サイトやSNSをチェックしてみてほしい。

【※更新 2024年6月4日(火)12:40】記事タイトルを「視聴率94%」としていましたが、正しくは国民認知度が94%でした。加えて、記事本文の「2023年5月から9月までフィリピンにてアニメシリーズが90話放送された実写ドラマシリーズだ」は、実際に放送されたのは実写ドラマシリーズとなります。訂正し、お詫び申し上げます。

以下、プレスリリースの全文となっている。


映画『ボルテスV レガシー』10 月 18 日(金) 劇場公開決定!!
日本公開のための“超電磁編集版”が到着!!

1977 年 6 月 4 日の放送開始から 47 年!テレビアニメ「超電磁マシーン ボルテス V」フィリピンからの大きすぎる愛で実写化!公開決定記念スペシャルムービーを解禁!さらに、TV 放送等の展開も決まり、約半世紀を経て“ボルテス V”熱が再来!?

テレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」が、約半世紀の時を経て、熱狂的な支持を受けているフィリピンで「Voltes V: Legacy」(原題)として実写化されました。その作品が、遂に生まれ故郷の日本に凱旋し、『ボルテス V レガシー』(ヨミ:ボルテスファイブ レガシー)として、10 月 18 日(金)に劇場公開されることが決定し、テレビアニメの第 1 話の放送日・1977 年 6 月 4 日からちょうど 47 年となる本日、発表いたします。

約半世紀前の日本のロボットアニメが、フィリピンで原作リスペクトたっぷりの実写化!映画 1 本+テレビシリーズ全 90 話の超大作に!!原作となるアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」は、「超電磁ロボ コン・バトラーV」に続く長浜ロマンロボの第 2弾として制作されました。

“ロマン”という言葉がつくように、敵を倒すロボットアニメの爽快感に、監督・長浜忠夫はストーリー性を追加し、敵味方双方の人間ドラマや、普遍的なテーマである“家族”に焦点を当てたことが、現代に繋がる大人も楽しめるアニメの流れを作ったともいえる作品です。

アニメーション制作に日本サンライズ(現:サンライズ)、キャラクター原案に聖悠紀、メカニック設計にメカマン(中村光毅、大河原邦男ら)、スタジオぬえ、アニメーションキャラクターに佐々門信芳、金山明博、仕上げにシャフト、ディーン(現:スタジオディーン)、各話の演出にとみの喜幸(富野由悠季)、横山裕一朗、寺田和男、山崎和男らと、その後アニメーション業界のトップを走ることになったスタジオ/クリエイターが参加していたことも、この作品のもたらした影響の大きさを物語っ
ています。

日本の放送からすぐに海外での展開も始まり、その中でも特に熱狂的に受け入れられたのがフィリピンです。親子の離別、主人公をめぐる衝撃的な展開、異母兄弟との対決、圧政への抵抗と革命、そして解放というストーリーや、“角のある者が貴族階級として君臨し、角のない者たちを支配する”という敵・ボアザン星の設定を通じて差別問題に踏み込んだ長浜作品ならではの重厚感が、当時のフィリピンの人々の心情とリンクしました。

再放送も繰り返され、とある調査ではフィリピンの実に 94%の人がアニメを知っており、第 2 の国歌と呼ばれるまでになった主題歌「ボルテスVの歌」を日本語で歌える人が多いなど圧倒的な人気を得ています。そんなフィリピンの人々の熱烈な愛が実写化を決意させ、1 本の映画と 90 話(1 話 25 分前後)にもおよぶテレビシリーズという形で結実しました。

日本の観客のためにフィリピン制作陣が用意した“超電磁編集版”!吹替版も決定!監督の熱いコメントも!待望の日本公開となり、「ボルテスV」の熱心なファンだったことから監督に選ばれたマーク A. レイエス Vは、「『ボルテスV レガシー』の日本公開決定、おめでとうございます!「ボルテスV」への私たちの愛と情熱を感じて、
楽しんでください!」と喜びのコメントを寄せています。

その喜びを裏付けるように、日本の劇場公開用に特別な映画を届けてくれました。フィリピン版の映画には含まれないシーンの追加を含む再編集を実施。さらに、オリジナルでも申し分なかったCGシーンのクオリティも、全編に及ぶリマスター作業を敢行して大幅にアップさせ、映像の迫力が増した“超電磁編集版”。まさに、フィリピンから原作そして日本へのリスペクトが溢れる特別な映画となりました。そして、字幕版に加え、吹替版での公開も決定しています。

レトロさと新しさを感じさせる公開決定記念スペシャルムービー、戦闘中の場面写真を解禁!
そんなフィリピンからの熱い思いに応えるべく、日本ではこの度公開決定記念スペシャルムービーを解禁いたします。
原作アニメを見ていた方なら必ず懐かしいと感じる、主題歌「ボルテスVの歌」と共に始まるスペシャルムービーでは、原作アニメから今回の実写に受け継がれていくものと、4:3 画角のアナログ放送からの進化、さらにCGになったことにより金属の重さを感じさせながらも、スクリーンを縦横無尽に動くボルテスVの大迫力のアクションを
感じていただける内容になっています。

合わせて、戦闘中のボルテスVをとらえた場面写真を 1 点解禁。攻撃を受け地面に片膝をつきながらも、敵に立ち向かおうとするボルテスVの臨場感あふれるカットです。

ボルテスVの勢いはまだまだ止まらない、テレビ放送・フィギュア化・リマスターBlu-rayと大盛り上がり!さらに、今回の日本公開をきっかけに、“ボルテスV”の展開が加速していきます。まずは、フィリピンで放送されたテレビシリーズを、日本のために特別編集されたテレビシリーズが、今秋にTOKYO MXにて放送されることが決定。また、フィリピンオリジナル版 90 話の日本展開についても着々と準備が進められており、今後順次発表いたします。

そして、東京・秋葉原にある「TAMASHII NATIONS」のフラッグシップショップ「TAMASHII NATIONS STORETOKYO」にて開催されている、「超合金」生誕 50 周年のアニバーサリーイベント(~7 月 1 日(月)まで)にて、『ボルテスV レガシー』の最新試作品を展示中です。

(詳細はこちらhttps://tamashiiweb.com/store/tokyo/event/detail/202405.html

展開は実写版関連に留まらず、原作のアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」の待望のネガスキャンHDリマスターBlu-rayが 9 月 11 日(水)に発売決定。東映ビデオオンラインショップ販売の《限定予約版》にはこれまでなかなか見ることのできなかった設定資料集や復刻版台本が付属しています。(詳細はこちら https://www.toeivideo.co.jp/special/voltesv/
この他にも『ボルテスV レガシー』、「超電磁マシーン ボルテスV」の展開が多数予定されており、半世紀ぶりの、もしくは史上最大の“ボルテスV”熱がやってきます。
盛り上がりを見せる『ボルテスV レガシー』の続報にもぜひご注目ください!

≪監督・マーク A. レイエス V コメント全文≫
日本のみなさん、こんにちは。監督のマーク・レイエスです。
『ボルテスV レガシー』の日本公開決定、おめでとうございます!
「ボルテスV」への私たちの愛と情熱を感じて、楽しんでください!レッツ・ボルトイン!

【作品情報(映画)】
『ボルテスV レガシー』
10 月 18 日(金)公開
監督:マーク A. レイエス V
脚本:スゼッテ・ドクトレーロ
シニア・エグゼクティブ・プロデューサー:ヘレン・ローズ・セセ、ラーソン・チャン
エクゼクティブ・プロデューサー:ダーリング・プリドトレス、ティージェイ・デル・ロザリオ、白倉伸一郎
キャスト:
ミゲル・タンフェリックス、ラドソン・フローレス、マット・ロザノ、ラファエル・ランディコ、イザベル・オルテガ、マーティン・デル・ロザリオ、リーゼル・ロペス、カルロ・ゴンザレス、エピ・クウィゾン、アルバート・マルティネス、ガビー・エイゲンマン、デニス・トリロ、カーラ・アベラナ

コピーライト:©TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
製作国:フィリピン 原題:Voltes V: Legacy 製作年:2024 年
日本配給:東映

『ボルテスV レガシー』ポータルサイト:https://voltes-v-legacy.jp/
『ボルテスV レガシー』オフィシャルX:@voltesv_legacy https://x.com/voltesv_legacy

【ストーリー】
ある日地球は“ボアザン星”からやってきたプリンス・ザルドス率いる 軍隊からの攻撃を受ける。通常の兵器が全く通じない中、スティーヴ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング 3 兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの 5 人は、密かに製造されていた 5 機のマシンに乗り込み戦いに挑む。

敵側は勝利を確実なものとするため、より強大な獣型ロボット“ビースト・ファイター”を繰り出してきた。5 人はそれに対抗するため「レッツ・ボルトイン!」のかけ声とともにマシンを合体させ、巨大な人型ロボット“ボルテスV”となる。
果たしてボルテス・チームの 5 人は、地球を守ることができるのか――

10 月 18 日(金)劇場公開! レッツ・ボルトイン!

©TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年8月22日23時~2024年8月23日00時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ