8月27日(火)に配信された配信番組「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ+Indie World 2024.8.27」の北米版にて、中国のパブリッシャー(販売元)であるAstrolabe Gamesは、“社畜”の虫の運命を決めるRPG『Moth Kubit(モス クビット)』のNintendo Switch版を発表した。
本作は2025年春にNintendo SwitchとPC(Steam)で同時リリースされる予定。発表によると、本作は日本語にも対応するという。
ブラジルのインディーゲームスタジオ・Helena Creativeが開発する『Moth Kubit』は、虫たちの世界を舞台に、倒産が間近に迫る大企業で突如として昇進した“サラリームシ”の主人公「モス クビット」による物語を描くRPGである。
作中ではマルチエンディングの要素が用意されており、プレイヤーは自身と同僚たちを守り抜くか、あるいはすべてを破滅させるかを選択することになる。
また、発表によると作中ではさまざまな種類の昆虫が登場するが、どのキャラクターもなるべく不快感を与えないように配慮して可愛らしくデフォルメしているという。
さらに、本作では物理的な戦闘ではなく、理屈で虫を説得する独自の戦闘システム「Love Sick Disorder(LSD)」を採用。クラシックスタイルのRPGでありながらも、異なるゲームジャンルのミニゲームや奇想天外な職場のシーン演出など、風変わりなアイデアの数々を盛り込んで制作されているようだ。
“社畜”の虫の運命を決めるRPG『Moth Kubit(モス クビット)』は、Nintendo SwitchとPC(Steam)へ向けて2025年春にリリースされる予定だ。
Steamではすでにストアページも開設されているため、興味があればウィッシュリストに登録して続報をチェックしておくとよいだろう。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
ニンダイ入選!社蟲 RPG『Moth Kubit』新トレーラー公開スイッチ版発表
Astrolabe Games は今日、社蟲 RPG『Moth Kubit(モス クビット)』は 8 月 27 日放送のニンテンドーダイレクトにて登場し、ニンテンドースイッチ版を正式公開しました、その知らせと共に最新ゲームプレイ映像満載のトレーラーも発表。本作は 2025 年春、ニンテンドースイッチと PC Steam 版同時発売予定。本作は日本語完全対応予定。
ストアページ:https://store.steampowered.com/app/2257830
これはある社畜について……いや違う、社虫についての RPG です。主役である「蛾ちゃん」モス クビットが昇進したとたん、突然大手会社で冒険を始め、「最終決裁」が来る前に、自分、虫友と会社を救う(または滅ぼす)。本作は荒唐無稽であるが生き生きとした昆虫職場の世界を作り、極めて特殊な戦闘システムとマルチエンディングも重要な特色の一つである。
ゲーム紹介
それで、これは一体どんな物語でしょうか?
ーー一言で言いますと、これは会社員虫の波瀾万丈かつ変な大冒険です。
「モス クビット」は 2D の RPG である。この物語は主人公の「蛾ちゃん」が超大手会社で昇進されたが、様々な危機や神秘的な「最終決裁」が襲ってきていることに全く意識していなかったーー噂によるとすべてのことは大きく変わって、会社が倒産するかもしれないし、世界は滅びるかもしれない。でも結局は「蛾ちゃん」と彼の虫友、虫同僚たちが必死に守れるか、それともその手で全てのことを滅ぼすかにかかわる。
とにかく、この変わっているが魅力的な物語は二言三言で話すのは難しいので、自分の手で実際やってみてほしいです、エンディングも多いし、謎も多いです。
では、このゲームはどんなゲームでしょうか?
ーーマルチエンディングのクラシック RPG です。
まず、ゲームの遊び方はすべての RPG と基本同じくーーあるキャラクターを演じ、様々な謎を解決し、 NPC(虫友)と話し、逮捕されたり殴られることを心配することなくいろんな物を調査し、戦い、ストーリーを進め、多くのエンディングの中で 1 つ迎えます。(かなり時間かかる RPG です)
しかしすべてのことは巨大な会社の中で起きて、あなたに見える「敵虫」や NPC なども伝統的な意味でのファンタジーのイメージではなく、不運なサラリームシに、もちろん経営管理者や財閥もいます。そのため、キャラクターからステージ、また戦闘システムのデザインまで、全部特別な「昆虫」と「職場」の雰囲気に満ちています。
それで……どんな人…じゃなくてどんな虫に出会えるのですか?
ーー蛾子、テントウムシ、カミキリ、毛虫、トンボ…まさに萌え虫大百科!
上記のように,ゲームには非常に多くの昆虫が登場し,我々の主人公蛾子とともに,いろんな種類の虫同僚たちと異なる職場や事件で出会うことになります。(この点についてですが、ゲーム開発中に傷つけされた昆虫は一匹もおらず、すべての虫もかわいっぽく加工されており、何らかの不快感も与えられないようにしておりますが、もし何か不快感を感じましたら、ぜひ教えてください。)
久しぶりに虫友と再会したり;会社上層部の財団の虫どもと建設的な意見を激しく交換したり、いっそ“自縄自縛”して現実を回避したり……それぞれの登場キャラクターたちにはそれなりの昔と今の物語や設定 (突っ立ている NPC にはありません)を持っていて、彼らの個性を知り、求めている物を理解し、あなたの行動と選択でそれぞれの虫たちあるいは物語全体の行方、結末を決定することができます。
会社をテーマにしたシーンは面白くないんじゃないかと思いますが?
ーー安心してください。一番面白いとは言えませんが、きっととても面白いはずです!
もちろんそんなことありません。私たちも会社のワークスペースで「閉じ込められ」て、官僚主義の人たちが責任を押し付けている所で一日千秋するのは嫌いです。ゲーム中の奇想天外職場シーンは、制作チームが果てしないつまらない書類や煩雑な手続きに直面したとき、現実逃避して思いついたものです。私たちは少しの見覚えがある感じより多くの天馬行空な発想をお届けしたいと思います。ゲームは複数のチャプターに分かれており、内容はかなり多いため、対応するシーンも豊富であり、通常のワークスペースから総裁オフィスまで、ゲームの最終バージョンのシーン数や質もあなたの期待や想像に応えられるように努めいたします。
RPG であるなら、戦闘システムについて教えてくださいませんか?
ーーもちろんできます。一言で言えば「言葉で戦う」ことです。
本作では特殊な戦闘システム:Love Sick Disorder(LSD)を採用しました。大手会社のエリートサラリーマンは、もちろん拳で虫と戦うことではなく、理屈で虫を説得することになります。そうでなければ、勝っても警察に捕まえるでしょう。そうなると、ゲームの名前は「虫が如く」にしなければならないかもしれません。
とにかく、戦闘はとても面白いです、本物の知恵と勇ましさの戦いで、会話や情報量が多いので、意味が伝わるかどうかにも挑戦に満ちていて、ちゃんとローカライズ化して開発チーム Helena Creative Studio の奇想を味わうことができるようにいたします。
タイトル概要:
名前:「モス クビット」
機種:PC Steam、Nintendo Switch
発売日:2025 年春
開発元:Helena Creative Studio
パブリッシャー:Astrolabe Games
Helena Creative Studioについて:
ブラジルの Helena Creative Studio は、匠の精神でプレイヤーに格別な体験をもたらすことを目的としています。不思議な叙事、新鮮な遊び方、忘れられない体験を作ることに力を入れていますので、 Helena Creative Studio からの情熱と愛をお楽しみにしてください!
Astrolabe Gamesについて:
Astrolabe Games は2021年上海で起業した中国パブリッシング会社です。会社の理念は「良いローカルのコンテンツを世界へ、そして良いグローバルのコンテンツを中国に」。現在既に公開した作品は「In Nightmare」、「勇者よ急げ!Brave’s Rage」、「EVOTINCTION」、「フィスト:紅蓮城の闇」。
⚫モスクビット ストアページ https://store.steampowered.com/app/2257830
⚫日本公式 Twitter: @AstrolabeGameJP
⚫公式サイト:https://www.astrolabe-games.ca/