雨穴氏によるホラー小説『変な絵』が、クリエイター集団「第四境界」とコラボし、作品世界を舞台にした「ナゾ解きゲーム」が作られることが発表された。
「ナゾ解きゲーム」は来年1月16日に発売される『変な絵』文庫版に特典として収録され、さらに登場人物の7年後を描いた短編小説『続・変な絵』も付録されるという。
『変な絵』は、『変な家』などで知られる雨穴氏による初の長編小説で、オカルトサークルに所属する佐々木が、とあるブログに掲載されていた“何かがおかしい9枚の絵”に隠された謎を追っていくという物語。
2022年に発売され、シリーズ累計で120万部を突破したという人気作で、現在コミカライズ版も第1巻が発売されている。
今回文庫版に収録される「ナゾ解きゲーム」は、『かがみの特殊少年更生施設』や『人の財布』などで知られる第四境界と雨穴氏が協力して制作されたもので、作品世界を舞台にした謎解きになっているという。
あわせて収録される短編小説は本作のために書き下ろされたもので、登場人物の7年後を描いた49ページの物語。12歳になった今野優太が、母親が遺したメッセージの真意を探るという内容で、物語の「本当の真相」が明かされるという。
「ナゾ解きゲーム」及び雨穴氏の書き下ろし短編が付録される『変な絵』文庫版は、2025年の1月16日に発売予定となっている。
累計120万部突破のミリオンセラー作家・雨穴と、クリエイター集団・第四境界が初コラボ「ナゾ解きゲーム」制作! 国民的スケッチ・ミステリー、文庫『変な絵』が2025年1月16日に発売!!
第四境界制作『ナゾ解きゲーム』と雨穴書き下ろし前日譚『続・変な絵』も特別収録!!
シリーズ累計120万部突破のミリオンセラー小説『変な絵』(雨穴著、双葉社)の文庫版が、2025年1月16日に発売。巻末には、雨穴が制作協力し、現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団・第四境界が制作した『変な絵』の作品世界を舞台にした『ナゾ解きゲーム』と、本作のために雨穴が書き下ろした49ページにも及ぶ物語の前日譚『続・変な絵』も「文庫限定特典」として特別収録される。まだ『ナゾ解きゲーム』の詳細については、多くを紹介できないが、とにかく、体験してみてほしい。コミック版『変な絵』第1巻も好評発売中!
オカルトサークルに所属する佐々木は、後輩の栗原からとあるブログの存在を教えられる。そこには、『あなたが犯した罪』という不穏なメッセージとともに、投稿者の妻”ユキ”が描いた「絵」が掲載されていた――。『風に立つ女の絵』『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』『震えた線で描かれた山並みの絵』……9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 書き下ろし前日譚『続・変な絵』では、物語の「本当の真相」が初めて明かされる。
雨穴×第四境界 『変な絵』謎解きゲーム
<著者・雨穴からのコメントが到着!>
この度『変な絵』の文庫版を発売することになりました。
はじめて知っていただく方はもちろん、すでにお読みいただいた方も楽しめる内容となっております。第四境界による、作品世界を舞台にした謎解きゲーム。そして、雨穴書き下ろしの短編小説「続・変な絵」がおまけとして付属します。
「続・変な絵」は、登場人物の7年後を描いた49ページの物語です。12歳になった今野優太が、母親が遺したメッセージの真意を探ります。
「『変な絵』はどんな話か知ってるよ」という皆様も、ぜひ作品に隠された真相をご覧ください。
<『第四境界』監督 藤澤仁氏からのコメントが到着!>
短いながら雨穴さんと共同での作品作りは非常に幸福な時間でした。
雨穴ワールド拡張の一助となれていれば幸いです。
<著者プロフィール>
雨穴(うけつ)
ホラーな作風を得意とするウェブライター。YouTuberとしても活動中で、登録者数は169万人を超え、YouTubeの総動画再生回数も1億9000万回を突破。白い仮面と黒い全身タイツが特徴的。『変な絵』には世界各国も大注目し、アメリカや中国をはじめ、多くの国と地域で翻訳出版が決まっている。
<第四境界プロフィール>
第四境界(だいよんきょうかい)
現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団。ARG(代替現実ゲーム)と呼ばれる「物語が日常を浸食する体験」を生み出している。著作物に『かがみの特殊少年更生施設』や『人の財布』などがある。
<書誌情報>
書名:変な絵 【文庫】
発売元:双葉社
発売日:2025年1月16日
定価:858円(税込)
判型:A6判
ISBN:9784575528138
https://www.futabasha.co.jp/book/97845755281380000000