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SF長編アニメの金字塔『イノセンス』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が4Kリマスターで2月28日より2週間限定で劇場公開

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ガイエは1月28日(火)、SF長編アニメーションの金字塔『イノセンス 4Kリマスター版』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』の二作品を2月28日(金)からTOHOシネマズにて同時公開することを発表した。

今回劇場公開は『イノセンス』20周年を記念して上映されるもの。4Kリマスター版は初の劇場公開となり、押井守監督の最新コメントもあわせて公開されている。

今回上映されるのは士郎正宗のSFコミック「攻殻機動隊」を原作として、押井守監督によりアニメーション映画化された2作品だ。

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、西暦2029年に多発するコンピューター犯罪やサイバーテロなどに対抗するため結成された、非公認の超法規特殊部隊「公安9課」の草薙素子とバトーを中心に描かれるSF映画だ。1995年の劇場公開から今年で30周年を迎える本作は2021年の4Kリマスター版以来の劇場公開となる。

『イノセンス』はそんな世界から3年後の2032年が舞台となった作品。本作は日本のアニメーション作品として史上初めて「第57回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に選出され、現時点も唯一の作品となっている。そして、Blu-ray等で発売されていた4Kリマスター版が劇場のスクリーンで披露されるのは今回が初となる。

今回のロードショーでは2月28日(金)から2週間限定の上映となっており、3月14日(金)まで上映予定。また、今回の発表にあわせて押井守監督によるコメントも掲載されている。以下の通りだ。

【 監督・脚本:押井守 コメント 全文 】
今回『イノセンス』の4Kリマスター版を公開するにあたって、20年ぶり…もしかするとスクリーンで初めて、通して観たかもしれません。

とても綺麗で美しく仕上がっていて良かったです。

当時は、何年もかかって手描きやCGで仕上げた画を細かなディテールまで映像で再現できなかった。
ですが今回、高解像度のデジタルスキャンをしたことで、画の精度が格段に上がったと思います。4Kの威力を確かに感じました。
それで当時のことを思い出しましたが、当時は病んでたなと(笑)。
『イノセンス』が完成した後、2ヶ月くらい寝込んで立てなかったんですが、この作品にはその病んでるエネルギーが入っていました。
美しいものを作るためには、何かを乗り越えないといけない。
改めて観て、この作品から情念というのか退廃的な魅力を感じました。
皆さんにもぜひ劇場でご覧いただきたいです。

以下、プレスリリースでは作品概要が掲載されているため、興味があればあわせてチェックすると良いだろう。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


『イノセンス』公開20周年記念
『イノセンス 4Kリマスター版』がスクリーンで《初》公開! 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』同時公開

押井守監督の最新コメントが到着!『イノセンス』の公開20周年を記念し、今年30周年を迎える『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』との同時上映が決定しました!!

『イノセンス』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の4Kリマスター版が2月28日より劇場公開_003

士郎正宗のSFコミック「攻殻機動隊」を原作として、監督の押井守によってアニメーション映画化された二作品。

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、西暦2029年、高度に発達したネットワーク社会において多発するコンピューター犯罪、サイバーテロなどに対抗するため結成された非公認の超法規特殊部隊「公安9課」の草薙素子とバトーの活躍を中心に描きます。
海外でも人気が高く「マトリックス」のラナ&リリー・ウォシャウスキー監督をはじめハリウッドへも影響を与え、スカーレット・ヨハンソン主演のハリウッド映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』が2017年に公開されました。1995年の劇場公開から今年30周年を迎える本作は、2021年の4Kリマスター版の日米同時公開以来の公開となります。

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』から3年後の2032年が舞台の続編『イノセンス』は、公安9課のバトーを中心に描かれます。
日本のアニメーションとして史上初めて、第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、現時点も唯一の作品となっています。2004年の劇場公開から昨年20周年を迎え、今回の上映は、企画上映等をのぞき、20年ぶりのロードショー公開となります。
また、Blu-ray等では発売されていた4Kリマスター版が、劇場のスクリーンで披露されるのは今回が《初》となります。今回、劇場用に新たに制作された『イノセンス 4Kリマスター版』の初号試写を鑑賞した、監督・脚本の押井守は、「今回『イノセンス』の4Kリマスター版を公開するにあたって、20年ぶり…もしかするとスクリーンで初めて、通して観たかもしれません。とても綺麗で美しく仕上がっていて良かったです。当時は、何年もかかって手描きやCGで仕上げた画を細かなディテールまで映像で再現できなかった。ですが今回、高解像度のデジタルスキャンをしたことで、画の精度が格段に上がったと思います。4Kの威力を確かに感じました。」とコメントし、この時代このタイミングでのスクリーンでの鑑賞を強く推奨しました。

SF長編アニメの金字塔『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、そして『イノセンス』押井守監督の代表作にして、世界が日本のアニメーションの力に気づくきっかけとなった二作品を、同時に音響も映像もハイスペックの劇場スクリーンで!4Kで!体験できるチャンス!TOHOシネマズの一部劇場で、2/28(金)から2週間限定公開です!
この機会に、世界に誇る”傑作”をスクリーンで浴びてください。

『イノセンス』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の4Kリマスター版が2月28日より劇場公開_004

【監督・脚本:押井守 コメント】

今回『イノセンス』の4Kリマスター版を公開するにあたって、20年ぶり…もしかするとスクリーンで初めて、通して観たかもしれません。とても綺麗で美しく仕上がっていて良かったです。
当時は、何年もかかって手描きやCGで仕上げた画を細かなディテールまで映像で再現できなかった。ですが今回、高解像度のデジタルスキャンをしたことで、画の精度が格段に上がったと思います。4Kの威力を確かに感じました。それで当時のことを思い出しましたが、当時は病んでたなと(笑)。『イノセンス』が完成した後、2ヶ月くらい寝込んで立てなかったんですが、この作品にはその病んでるエネルギーが入っていました。美しいものを作るためには、何かを乗り越えないといけない。改めて観て、この作品から情念というのか退廃的な魅力を感じました。
皆さんにもぜひ劇場でご覧いただきたいです。

タイトル:『イノセンス 4Kリマスター版』
     ※「イノセンス」と「4Kリマスター版」の間は全角アケ
コピーライト:©2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD
公開表記:2月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか2週間限定公開
配給:TOHO NEXT

タイトル: 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』
    ※「GHOST」「 IN」「 THE」「 SHELL」の間はそれぞれ半角アケ、「/」は半角、「攻殻機動隊」と「4Kリマスター版」の間は全角アケ
コピーライト:©1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT (短縮版 ©1995,S/K,B,M )
公開表記:2月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか2週間限定公開
配給:TOHO NEXT

ライター
マヌルネコを愛してやまない雑多ゲーマー。好きなゲームは『A Hat in Time』『Red Dead Redemption 2』『Sky 星を紡ぐ子どもたち』『オクトパストラベラー II』『theHunter』
Twitter:@cookieP_Sub

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