PCゲームの代表的プラットフォームであるSteamの最大同時接続者数が、3月2日に初めて4000万人を突破。現時点でのピークは4027万997人に達するという。数値データはSteamの非公式情報集積サイトSteamDBに基づく。
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いまさらながら、SteamはValve Corporationが運営する、PCゲームの販売プラットフォームだ。もともとは2003年に同社のゲームタイトルのアップデートを主な目的として運用が始まったサービスで、Steam上で初めてリリースされたタイトルは2004年の『Counter-Strike: Condition Zero』。
同年には初のサードパーティタイトルとして『Codename: Gordon』もリリースされている。ただしこちらは残念ながらすぐにストアから削除されてしまい、現在ストアに残る最古のサードパーティタイトルは『Rag Doll Kung Fu』だ。
2007年末にはすべての商品が10~50%オフになる大型セールを、ホリデーシーズンに初めて実施。最大同時接続者数はこの時期に2倍以上の急速な増加を遂げている。
また同サービスに大きな影響を与えて出来事としては、2019年末ごろから世界的に流行したCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響もあるだろう。Steamはそのころから急速に利用者数を増やしており、2020年1月時点で1800万人余りだった最大同時接続者数は、今日までのわずか5年ほどで2倍以上の数値にまで達している。