いま読まれている記事

CERO:Z指定『サイレントヒル f』の内容が”攻めまくり”。「性差別や児童虐待、いじめ、薬物、幻覚、拷問、暴力」を表現。不快感を感じた場合は「プレイを中断し休憩を取るか周りの人に相談してください」と注意書き。あくまで作品として、1960年代の世相や慣習に基づく

article-thumbnail-250314n

3月14日(金)、人気ホラーゲーム『SILENT HILL(サイレントヒル)』シリーズの最新作である『SILENT HILL f(サイレントヒル f)』各ストアページが公開された。公式サイトによると、本作はCEROレーティング18歳以上のみを対象とした「Z」に指定されている。

Steamストアページの開発者によるコンテンツ説明では、本作には「性差別や児童虐待、いじめ、薬物による幻覚、拷問、強い暴力表現」が含まれており、舞台となる1960年代(昭和35年~44年ごろ)の世相や慣習に基づいた表現になっているという。ゲーム中に不快感を感じた場合は「プレイを中断し、休憩を取るか周りの人に相談してください」と注意書きが明示されている。

また、上記の描写は制作会社や個人の価値観を反映したものではないこともあわせて表記されている。

2022年に発表された『サイレントヒル f』は、1960年代の日本を舞台にした『サイレントヒル』シリーズの最新作だ。

ストーリーは、『ひぐらしのなく頃に』『うみねこのなく頃に』などの作品群を手がけるシナリオライター竜騎士07氏が担当。クリーチャーとキャラクターデザインはkera氏。開発はNeoBards Entertainmentが担当している。

3月14日(金)に配信された番組「SILENT HILL Transmission」では本作の概要が紹介され、対応するプラットフォームがPS5、Xbox Series X/S、PC(Steam、Epic Games、Windows)であることも発表された。

本作は、山々に囲まれた日本の田舎町「戒ヶ丘」に住む主人公の高校生「深水雛子(しみず ひなこ)」を中心に描かれる。思春期相応の日常を送っていた雛子であったが、突如として町は濃霧につつまれ、おぞましく変貌してしまう。

見慣れた町並みや田舎ならではの牧歌的な風景は消えさり、霧の中には奇怪な“何か”が蠢くようになる。生き延びるために町を探索しする雛子は、鉄パイプを持ちクリーチャーに立ち向かう。

なお、本作のシナリオを手がけた竜騎士07は公式の配信番組にて、『サイレントヒル f』の舞台は岐阜県の下呂市金山町をモデルとしていることを紹介した。式サイトでは、思い出深い『サイレントヒル』シリーズに関われたことを「本当に光栄です」と語っており、「本作が遺作でも構わない」とコメントを残している。

『サイレントヒル f』はPS5、Xbox Series X/S、PC(Steam、Epic Games、Windows)に向けて発売予定。各ストアページが公開中だ。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ

インタビュー

インタビューの記事一覧