株式会社ポケモンは3月14日、同社が配信する『Pokémon Trading Card Game Pocket(以下、ポケポケ)』について、トレード機能の改修計画を発表した。
現在トレードに必要な「トレードメダル」は廃止となり、♢3、♢4、⭐︎1のカードのトレードには「ひかりのすな」が必要となる。アップデート予定は2025年の夏~秋となっている。

『ポケポケ』のトレード機能は、1月29日に実装。トレード相手はフレンド同士のみ、高レアリティのカードには別途「トレードメダル」が必要など、いくつかの制約がある。
先日追加したトレード機能について、多くのご意見をいただいております。トレードに必要なアイテムや制約は、BOTや複数アカウントによる不正を防ぎ、ユーザー間の公平性や収集の楽しさ、ゲームバランスを維持するために設けています。しかし、一部の制約がトレードの気軽さを損ねているとのご指摘もあ…
— ポケポケ【公式】(Pokémon Trading Card Game Pocket) (@PokemonTCGP_JP) January 31, 2025
そうした一部の制約が「トレードの気軽さを損ねている」というユーザーの指摘を受け、公式からは改善を検討していることが2月に告知されていた。
今回発表されたアップデート予定は以下のとおり。
①「トレードメダル」について、下記の変更を行います。
- 「トレードメダル」を廃止し、カード交換のためにカードを消費する必要がなくなります。
- 代わりに♢3、♢4、⭐︎1のカードのトレードには「ひかりのすな」が必要となります。
「ひかりのすな」は、拡張パックの開封などの際に、入手したカードが図鑑に登録済みだった場合、自動的に付与されます。- 現在、「ひかりのすな」はエフェクトの入手に必要なアイテムですが、トレードでの用途が追加されることを考慮し、提供量を増やすことを検討しています。これにより、以前よりも多くのカードをトレードできるようになる見込みです。
- 機能変更に伴って、既に所持している「トレードメダル」は、アイテムの廃止時に「ひかりのすな」などに変換できるようになります。
- なお、♢1、♢2のトレードに変更はありません。
②トレードで自分の欲しいカードを、ゲーム内で公開できる機能を追加します。
(公式のお知らせより引用)
また公式によれば、現在トレード対象となっていないカードのうち、☆2のカードのトレードや、特定のプロモカードの再入手についても、別途検討を進めているとのこと。今後の公式のアナウンスを待ちたい。