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『スターシップ・トゥルーパーズ』が『第9地区』ニール・ブロムカンプ監督によって再映画化すると海外報道。ポール・バーホーベン版のリメイクではなくロバート・A・ハインラインのSF小説に沿う形で

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ロバート・A・ハインライン氏のSF小説『Starship Troopers』(邦題『宇宙の戦士』)が、ニール・ブロムカンプ監督によって映画化されることが明らかになった。

The Hollywood Reporterなど複数の海外メディアが報じている。

『Starship Troopers』(邦題『宇宙の戦士』)は、1959年のSF小説。特に1997年にポール・バーホーベン監督によって、SF戦争アクションとして映画化されたことが知られている。

映画は、統一された地球政府と、その宇宙の植民先で遭遇した巨大昆虫型の生物「バグス」との戦争を描く作品で、主人公リコは地球連邦軍に入隊し、一人前の兵士として成長する様子を描く。

愛国主義、軍国主義を戯画的に強調したり、大量に登場するバグや、残酷描写などカルト的な人気を誇っている。

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(画像はスターシップ・トゥルーパーズより)
『スターシップ・トゥルーパーズ』が『第9地区』ニール・ブロムカンプ監督によって再映画化すると海外報道_002
(画像は映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|第9地区より)

今回は、『第9地区』のニール・ブロムカンプ氏が監督・脚本で『スターシップ・トゥルーパーズ』を再映画化することが明らかになった。

なおポール・バーホーベン監督の『スターシップ・トゥルーパーズ』をリメイクするのではなく、ロバート・A・ハインライン氏の原作を参照して映画化をするという。

ニール・ブロムカンプ監督の『第9地区』は、ヨハネスブルグに飛来して難民となった宇宙人と、それを抑圧する人類をドキュメンタリータッチで描く作品で、大ヒットを記録した。

SFとグロテスクを調和させた娯楽作であることに加えて社会的なメッセージも込められて、ニール・ブロムカンプ監督が『宇宙の戦士』の再映画化することに抜擢されたのは、映画ファンからすると納得の人選といえそうだ。

ニール・ブロムカンプ監督の『宇宙の戦士』の再映画化の公開時期やキャストは不明。今後の続報に期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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