いま読まれている記事

“遊べるニチアサアニメ”なゲーム『ココロクローバー』Steam&Nintendo Switch版いずれも50%オフで990円に。豪華すぎるドットアニメとテンション爆上がりのBGMで、平成男児・女児の心をくすぐりまくる

article-thumbnail-250317y

SteamとMy Nintendo Store(Nintendo Switch)で配信中のゲーム『ココロクローバー シーズン1』が、現在50%オフになるセールを実施している。Steam版・Nintendo Switch版いずれも定価1980円のところが、990円で購入できる。

同作はひこてる氏が開発する「日曜日の朝アニメ」をテーマにしたアドベンチャーゲーム。Steam版はPhoenixx Inc.が、Nintendo Switch版はGotcha Gotcha Gamesがパブリッシングを担当している。

『ココロクローバー シーズン1』は元気いっぱいの女の子・トレフィと、彼女の仲間の精霊たちとの冒険の物語。とにかくビジュアル面、演出面の完成度が非常に高く、プレイ感覚はまさに“遊べるニチアサ”とでも言うべきものだ。

ゲーム自体は物語が進行するアドベンチャーパートと、トレフィを実際に動かして敵と戦うアクションパートがあるが、ゲームとしての難易度自体はかなり低め。一方で豊かに彩られたドット絵のアニメーションと、さまざまなシーンを盛り上げてくれるBGMが、まるで本当にアニメを見ているような演出を生み出している。

『ココロクローバー シーズン1』Steam&Nintendo Switch版が半額セール_001
(画像はSteam:ココロクローバー シーズン1より)
『ココロクローバー シーズン1』Steam&Nintendo Switch版が半額セール_002
(画像はSteam:ココロクローバー シーズン1より)
『ココロクローバー シーズン1』Steam&Nintendo Switch版が半額セール_003
(画像はSteam:ココロクローバー シーズン1より)

主人公の変身能力や、物語後半に登場する変形ロボ、ちょっとマヌケだが憎めない敵役など、“そういうアニメ”のあるある・定番ネタもかなり豊富。それらが巧みなドット絵表現で高クオリティにゲーム内へ再現されており、ただ話が進んだり、キャラが動いているのを見るだけでも楽しめる。その意味ではビジュアルノベル的な作品とも言えそうだ。

物語は12のチャプターに分かれているのだが、各チャプターの開始時にオープニングが流れ、終わるとしっかりエンディングが流れるなど、アニメ的な再現度もかなり高い(スキップも可能)。左上にはずっと時刻表示があったり、Aパート終了時にはCMまで挟まったりと、こちらもかなり芸が細かい。

『ココロクローバー シーズン1』Steam&Nintendo Switch版が半額セール_004
(画像はSteam:ココロクローバー シーズン1より)
『ココロクローバー シーズン1』Steam&Nintendo Switch版が半額セール_005
(画像はSteam:ココロクローバー シーズン1より)

カード収集やボスラッシュなど、ストーリーモードの終了後に遊べる要素も多く、一部の演出には、デパート最上階にあるゲームコーナーの子供向けゲームのような雰囲気を思わせるものもある。

なお「シーズン1」とあるように本作の物語は未完結。ただ幸い、続続にあたる『ココロクローバーSUN 超古代の侵略者!!』も今年の3月頃にリリースが予定されている。本作を遊んで興味が出れば、あわせてチェックしておくといいだろう。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ

インタビュー

インタビューの記事一覧