米任天堂は4月3日・4日に、「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」の実機プレイ映像を紹介する番組「Nintendo Treehouseライブ」を配信し、アーカイブを公式YouTubeにて公開している。
その中で、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『ティアーズ オブ ザ キングダム』のNintendo Switch 2 Editionの実機プレイ映像が公開。Switch版との比較映像や、新たな追加要素などが紹介されている。
両作品は、任天堂の次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2」と同日の6月5日(木)に発売予定。解像度やフレームレートが向上し、HDRに対応するなどさまざまな進化を遂げている。

紹介映像の中でまず注目の要素は、Switch2版におけるロード時間の大幅な短縮だ。映像の中では『ブレス オブ ザ ワイルド』での、コログの森へワープした際の両機種のロード時間を並べて比較。Switch2版でワープが完了する頃には、旧Switch版ではまだロード時間の序盤という、一目瞭然の結果となった。
「Nintendo Switch 2」は、本体保存メモリーが256GBに増加、データの読み出しや書き込み速度も大幅に向上している。本作もその恩恵を十二分に受けているといえよう。

続いて、コログの森を散策する映像が紹介。この場所は、さまざまなオブジェクトや多彩な光表現などがあることから、ゲーム中でもフレームレートの低下が起きやすい“重い”マップだ。
しかし、Switch2版ではそんな重たいマップもスムーズに描画。Switch版からライティングやテクスチャを進化させつつ、フレームレートの安定・向上も果たしていることが確認できる。
(画像はYouTube「The Legend of Zelda games – Nintendo Switch 2 Editions – Nintendo Treehouse Live | Nintendo Switch 2」より)
配信ではその後、『ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition』を実機プレイにて約20分にわたり紹介。Switch版との比較映像はなかったものの、読み込み速度の向上による空島から地底までのスムーズな遷移をはじめ、Switch2版での新要素「ZELDA NOTES」による音声案内、QRコードを通した設計図の共有機能などが確認できた。
なお、米任天堂公式YouTubeでは、ほかにも『マリオカート ワールド』や『ドンキーコング バナンザ』など「Nintendo Switch 2」の注目タイトルの動画が多数公開されている。