荒れ狂うゴリラとなって100人の男たちを粉砕するゲーム『Gorilla Vs 100 Men』のストアページが、Steam上で公開された。本作を開発するのはGrodGames。ストアページによれば、7月16日にリリース予定であるという。
同作はそのタイトル通り、プレイヤーがゴリラに成りきって100人の男たちと戦いを繰り広げるというもので、いわゆるジョークゲームのひとつだ。英語版Wikipediaに個別ページまである海外の有名ネットミーム「100 men versus a gorilla」を下敷きにしたものと思われる。
公開されている映像やスクリーンショットでは、ビーチのような場所を舞台に、プレイヤーが操作するゴリラがパンチやおなら攻撃で人間たちを次々に吹き飛ばしていくカオスな様子が確認できる。
ゲームにはウェーブ制や途中での休憩などは一切なく、ただひたすらゴリラに向かって男たちが押し寄せ続ける展開が続くというシンプルな流れ。また100人の男に挑むモードのほか、無限に続く襲撃から生き延びるモードもあるとのことで、ハイスコアを狙ったプレイもできるようだ。
なお米CNNがこのミームについて専門家の解説を交えて報じた記事によれば、「100人が一斉に襲いかかれば、ゴリラは『ノーチャンス』なのが実情」というのが専門家の回答であるとのこと。一方で本来ゴリラは攻撃的な動物ではなく、「どちらが勝つのかという考え自体が絶対にばかげている」ともコメントしている。