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『サイレントヒル f』は「美しいがゆえにおぞましい」の和風ホラーのエッセンス100%の『SILENT HILL』に。竜騎士07氏が時代設定を「昭和」にした理由や開発チームの「NeoBards」がこだわりを語る舞台裏映像が公開

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コナミは、情報番組「KONAMI PRESS START 2025.6.12」にて、ホラーゲーム『サイレントヒル f』の最新映像を発表した。

発売日は9月25日。対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Game Store、Windows)、PS5、Xbox Series X|S。

『サイレントヒル f』の映像は28:00ごろから

『サイレントヒル f』は、ホラーゲーム『サイレントヒル』シリーズ最新作。『ひぐらしのなく頃に』シリーズなどで知られる竜騎士07氏がシナリオを担当している。

舞台は、日本の山間部に位置する寂れた田舎町・戎ヶ丘(えびすがおか)。高校生の主人公・深水雛子(しみず ひなこ)は、謎の白い「バケモノ」によって突如崩れ去った。変り果てた見慣れた町を探索し、戦い、謎を解きながら、やがて彼女はある「結末」にたどり着く。

『サイレントヒル f』の開発チームの舞台裏映像が公開。「美しいがゆえにおぞましい」和風ホラーのエッセンス100%に_001

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今回は、「Behind the Scenes DESIGNING THE WORLD OF SILENT HILL f」(サイレントヒル fの世界をデザインする)と題して、開発チームが舞台裏を明かす映像が公開された。

シリーズプロデューサーの岡本基氏が「和風ホラーのエッセンス100%のサイレントヒル」を作りたいと思い、日本やアジアの制作チームがよいと考え、そのなかで「NeoBards」(ネオバーズ)と出会ったとのこと。

NeoBardsは、コナミと何度も協議を重ねてサイレントヒルの伝統を受け継ぎつつ、舞台となる「戎ヶ丘」と、主人公の深水雛子を造形していったという。また戦闘システムに力を入れたことも明言されている。

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また本作のシナリオを手がけている竜騎士07氏も映像に出演し、物語のテーマをより高いコントラストで描くために、時代設定を吟味して「昭和」にしたとのこと。

現代で忘れられた風習や迷信を残している地続きの異世界を表現しているという。これまでの『サイレントヒル』で描かれなかったテーマに挑戦しているとのことで、どのようなものが対になっているのか気になるところ。

人気ホラーゲームの最新作『サイレントヒル f』は9月25日に発売予定だ。

※画像は配信からキャプションしたものです。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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