いま読まれている記事

過激な作風から物議をかもしたFPS『POSTAL 2』のリメイクが発表。『POSTAL 2 Redux』として今夏にクラファンを実施へ

article-thumbnail-250613p

Flat2VR Studiosは、Team BeefとRunning With Scissorsともに、2003年の残虐FPS『POSTAL 2』をリメイクすると発表した。

また「今夏」にKickstarterにてクラウドファンディングを実施する。

『POSTAL 2』は、2003年に発売され、その残虐性が不謹慎として物議をかもしたことで知られるFPS。過激な作風から一部の国では発売禁止になったが、同時に話題性を呼び大ヒットを記録。またユーモラスでユニークなゲームデザインから現在ではカルト的な評価を得ている。

舞台は、アリゾナ州の架空の町「パラダイス」。主人公の「ポスタル・デュード」は牛乳を購入したり、図書館の延滞本を返却したり、銀行で小切手を換金するなど、さまざまな「お使い」のタスクをこなしていく。しかし道中には強盗やテロリスト、カルトにでくわしたり、嫌がらせを受けることになる。

本作はそうしたさまざまな不快な体験に対して、どのように対応するのかはプレイヤーの選択にゆだねられており、平和的に礼儀正しく対応することができれば、暴力的かつ残酷で混沌とした形で対処することもできる。

過激な作風から物議をかもしたFPS『POSTAL 2』リメイクが発表、今夏にクラファン実施へ_001
(画像はSteamより)
過激な作風から物議をかもしたFPS『POSTAL 2』リメイクが発表、今夏にクラファン実施へ_002
(画像はSteamより)
過激な作風から物議をかもしたFPS『POSTAL 2』リメイクが発表、今夏にクラファン実施へ_003
(画像はSteamより)
過激な作風から物議をかもしたFPS『POSTAL 2』リメイクが発表、今夏にクラファン実施へ_004
(画像はSteamより)

※画像はいずれもSteam版『POSTAL 2』

今回は、本作は22年ぶりにリメイクされることなった形だ。なお今年3月には『POSTAL 2 VR』としてVR版が発売されているが、改めてオリジナル版のアセットをすべて入れ替え、Unityで作り直すとのこと。

「完全復活」と銘打っており、記事執筆時点では目標金額などは明かされていない。

残虐FPS『POSTAL 2』のリメイクとなる『POSTAL 2 Redux』は、今夏にKickstarterにてクラウドファンディングを実施予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ