KADOKAWAは9月1日より、『無名祭祀 クトゥルー神話原典集成』を発売した。
『無名祭祀 クトゥルー神話原典集成』は、H・P・ラヴクラフトの熱心な愛読者であり“クトゥルーの呼び声”に魅せられ自らも神話創造に参入した、ロバート・E・ハワードによるクトゥルー神話作品を全21篇・約600ページ収録している。
収録内容には、ハイボリア時代の英雄譚と神話世界をつなぐ「無名の断片」をはじめ、格闘ゲーム『MARVEL SUPER HEROES』ではおなじみ“シュマ・ゴラス”の出典となった「黄金髑髏の呪い」などの商業未訳作品が複数収録されている。
また、既訳作品においては翻訳を夏来健次氏が手がけ、森瀬繚氏が語彙をひとつひとつ徹底的に監修しているという。
「クトゥルー神話」は、20世紀にアメリカで創作された架空の神話である。ラヴクラフトと友人の間で、架空の神々や地名や書物など固有の名称の貸し借りによって作り上げられた。
太古の地球を支配していたが、現在は地上から姿を消している強大な力を持つ異形の者が現代に蘇ることを共通のテーマとする。そのキャラクターの中でも、軟体動物のような邪神が有名である。
『無名祭祀 クトゥルー神話原典集成』価格3300円(税込)は9月1日より、KADOKAWAにて発売中だ。