本日9月12日、小学館の『月刊コロコロコミック』で連載されていた、曽山一寿氏によるギャグマンガ『なんと!でんぢゃらすじーさん』が、最終回を迎えた。
作者の曽山氏は自身のXアカウントを通じて、8年間にわたる連載の終了を報告している。
本日発売のコロコロコミックにて
— 曽山一寿 (@soyamanga) September 11, 2025
「なんと!でんぢゃらすじーさん」は最終回となります。
8年間という連載期間、幸せな時間をすごさせていただきました。
今まで応援ありがとうございました! pic.twitter.com/TGWW3W8lC7
曽山氏は自身のXで「8年間という連載期間、幸せな時間をすごさせていただきました。今まで応援ありがとうございました!」と読者への感謝の気持ちを綴っている。
『なんと!でんぢゃらすじーさん』は、2001年の『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』、2010年から連載された『でんぢゃらすじーさん邪』に続くシリーズの第3部として、2017年より連載が開始された作品。シリーズ全体では約24年にわたる長期連載だ。
主人公の「じーさん」とその孫が繰り広げる不条理なギャグを主体とした作風は、小学生を中心とした多くの読者に笑いを届けてきた。
シリーズの第1作である『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』は、第50回小学館漫画賞児童向け部門を受賞するなど高く評価されている。また、テレビアニメ化や複数回にわたるゲーム化など、マンガ連載にとどまらないメディアミックス展開も行われており、その人気は多岐にわたる。
なお、同シリーズはこれまでも最終回を迎えるたびにタイトルを一新し、新たな作品として連載を継続してきた歴史がある。そのため、今回の最終回もシリーズの完全な完結ではなく、第4部となる新シリーズが始まるのでは、と見る向きも強い。
SNSでは早くも次のタイトル予想や、「来月にはしれっと再連載が始まってそう」など、次なる展開への期待が広がっている。