株式会社円谷プロダクション(以下、円谷プロ)は、東映アニメーション株式会社(以下、東映アニメ)と共同制作するアニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』の制作決定を発表した。また、あわせてキービジュアルと特別映像、一部キャスト情報を公開し、マル役として山根綺氏、ココ役として高橋花林氏が出演することも発表した。あわせて、キャラクターデザインに齋藤将嗣氏、脚本に柴田勝家氏が携わることも発表された。
「KAIJU DECODE 怪獣デコード」は、円谷プロと東映アニメが共同制作するプロジェクトで、これまでに短編アニメ、VRアニメ、MRゲームの公開・販売をおこなってきた。
特に、2021年に「TSUBURAYA IMAGINATION」にて配信された短編CGアニメーション『KAIJU DECODE 怪獣デコード』は、その内容が高く評価され、世界の9つの国際コンテストにセレクト、「アトランタ Si-Fi フィルムフェスティバル 最優秀ショートアニメ賞」をはじめ4つの賞を受賞している。
今回発表された『怪獣デコード アイダラの指輪』はプロジェクトの新作アニメで、日本の大阪府堺市を舞台として、身体、脳などの制約から解放された社会(シティ)で平和に暮らす少年・マルと、超限生物が生息する危険な土地(ゾーン)で暮らすアイダラ族の少女・ココの二人が共に生きる道を模索していく物語となっている。
発表にあわせて、キービジュアルとキャスト情報と公開された。キービジュアルでは、『ゼノブレイド2・3』『楽園追放 -Expelled from Paradise-』などのキャラクターデザインで知られる齋藤将嗣氏によるデザインの少女・ココの立ち姿がメインとなっている。キービジュアルでは映るココ1人に対して影が2つあるのが特徴的で、右側にうつる影は怪獣のようなフォルムになっていることが見て取れる。
また、今回の発表では主人公となる2人のキャスト情報や脚本、怪獣デザイン、キャラクターデザインを務めるメインスタッフも公開された。マル役には山根綺氏、ココ役には高橋花林氏の出演が決定し、脚本にはSF小説家の柴田勝家氏、マルのキャラクターデザインにはSei Nakashima氏、ココのキャラクターデザインには齋藤将嗣氏と、豪華な顔ぶれとなっている。
あわせて、主人公2人を演じるキャストのコメントも公開されている。
マル役:山根綺氏のコメント
マル役を務めさせていただきます、山根綺です!
マルという男の子は、真っ直ぐで正義感が強くて純粋で、ためらいなく人を助けることができる、心優しいキャラクターです。彼がどのようにして生まれてきたのか、そしてアイダラ族の人々と出会ってどう変化していくのか、是非注目して見ていただけたら嬉しいです!
今の私達にとっては、かなり遠い未来のお話。ですが、登場人物たちの人間らしいところや心の葛藤がしっかりと描かれていて、展開もどんどん進んでいくので、最後まで飽きずに見られる作品だと思います!
今作がたくさんの方に届くことを願っています!ココ役:高橋花林氏のコメント
ココ役を演じさせていただきます高橋花林です。ココはアイダラで生きる怪獣使いで、頭が切れて好奇心旺盛な女の子です。怪獣と共生するアイダラで、怪獣たちの力を借りながら自分の使命を全うしようと懸命に行動するココをとても強い人間だと思います。そして時折見せる少女らしい一面を愛おしく感じます。
生きる世界や文化の違うマルとココが出会って、お互いを知ってお互いの住む世界を知って、生きていく。この作品を通じて人間の「生」について考えさせられました。また、私たちの世界にも通ずるところがあるのではないかと思いました。この物語の続きをみてみたいと切に願っています。
新作アニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』は現時点では制作発表のみで公開形態などは未発表だが、今後の情報に期待したい。
©円谷プロ・東映アニメーション
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
新作アニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』製作決定
キービジュアル・特別映像と一部キャスト情報を発表
株式会社円谷プロダクション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 永竹正幸、以下「円谷プロ」)と東映アニメーション株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長 高木勝裕)が共同製作する「怪獣と少女の物語」をテーマとしたトランスメディアプロジェクト「KAIJU DECODE 怪獣デコード」より、新作アニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』の製作を発表いたします。
また本発表にあわせて、キービジュアル、特別映像も公開いたします。
■新作アニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』キービジュアル&特別映像解禁
「KAIJU DECODE 怪獣デコード」では、これまでに、短編アニメ『KAIJUDECODE 怪獣デコード』(9 分、TSUBURAYA IMAGINATION にて配信中)、VR アニメ『KAIJU DECODE -first contact-』(Meta ストアにて配信中)、MR ゲーム『KAIJU DECODE -super multiverse MR-』
(Meta ストアにて販売中)など、多彩な展開を行ってきました。
そしてこの度、新たな展開として、大阪府堺市を舞台とした新作アニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』を製作することになりました。
本作は、身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会《シティ》で平和に暮らす少年・マルと超限生物が生息する危険な土地《ゾーン》で暮らすアイダラ族の少女・ココ。相対する立場の二人が共に生きる道を模索していく物語です。
キービジュアルと堺市を背景に怪獣たちが激しい戦いを繰り広げる特別映像も公開中です。今後の続報にもご期待ください。
『怪獣デコード アイダラの指輪』特別映像 <YouTube>
https://www.youtube.com/watch?v=OdDsBx2Bvew
■キャストコメント
また、出演キャストの山根綺さん(マル役)と高橋花林さん(ココ役)よりコメントも到着いたしました。
正義感のある心優しい少年・マルと、怪獣と共生するアイダラ族の少女・ココ。二人が出会うことから始まる物語が、どのように展開されるのか、今後の情報にぜひご期待ください。
【マル役:山根綺】
マル役を務めさせていただきます、山根綺です!
マルという男の子は、真っ直ぐで正義感が強くて純粋で、ためらいなく人を助けることができる、心優しいキャラクターです。彼がどのようにして生まれてきたのか、そしてアイダラ族の人々と出会ってどう変化していくのか、是非注目して見ていただけたら嬉しいです!
今の私達にとっては、かなり遠い未来のお話。ですが、登場人物たちの人間らしいところや心の葛藤がしっかりと描かれていて、展開もどんどん進んでいくので、最後まで飽きずに見られる作品だと思います!
今作がたくさんの方に届くことを願っています!
【ココ役:高橋花林】
ココ役を演じさせていただきます高橋花林です。ココはアイダラで生きる怪獣使いで、頭が切れて好奇心旺盛な女の子です。怪獣と共生するアイダラで、怪獣たちの力を借りながら自分の使命を全うしようと懸命に行動するココをとても強い人間だと思います。そして時折見せる少女らしい一面を愛おしく感じます。
生きる世界や文化の違うマルとココが出会って、お互いを知ってお互いの住む世界を知って、生きていく。この作品を通じて人間の「生」について考えさせられました。また、私たちの世界にも通ずるところがあるのではないかと思いました。この物語の続きをみてみたいと切に願っています。
◆メインスタッフ
原作 :円谷プロダクション・東映アニメーション
脚本 :柴田勝家
怪獣デザイン :後藤正行(円谷プロ)
キャラクターデザイン(マル):Sei Nakashima
キャラクターデザイン(ココ):齋藤将嗣
◆キャスト
マル:山根 綺
ココ:高橋花林
◆舞台
大阪府堺市
◆ストーリー
西暦 2070 年、超新星爆発の影響によって複数のスペースステーションが墜落し、地球に甚大な被害を与えた。この事故は《スカイフォールの災厄》と呼ばれた。《スカイフォールの災厄》によって、宇宙から未知のバクテリアが飛来、地球上の物質を侵食、あるいは同化し、新たな生物《超限生物》を生み出した。
人類は《超限生物》が生息する危険な土地を《ゾーン》と呼び、そこから隔絶され、身体や脳、空間や時間の制約から解放された社会《シティ》を築き上げた。
《シティ》で平和に暮らす少年・マルと、《ゾーン》に取り残されたアイダラ族の少女・ココ。相対する立場の二人が共に生きる道を模索していく。
◆WEB
『怪獣デコード アイダラの指輪』公式サイト:
https://www.kaiju-decode.com/
公式 X :
https://x.com/Kaiju_Decode
【イベント情報】
物語の舞台である大阪府堺市「堺まつり」にて、10 月 19 日(日)にトークショーと MR ゲーム体験会を実施しました。
・堺フィルムオフィス特設サイト:(日本語)https://sakai-film.jp/feature06/
(英語)https://sakai-film.jp/en/feature06/
©円谷プロ・東映アニメーション