株式会社バンダイナムコフィルムワークスは11月19日、同社が運営する動画配信サービス「バンダイチャンネル」で発生していた不正アクセス起因の障害について、詳細をサイト「バンダイチャンネルからのお知らせ」にて明らかにした。
一部の会員に対し、意図しない退会処理が行われたほか、個人情報が漏えいしたおそれが発覚したため、11月6日23時30分よりサービスを緊急停止している。
今回、漏えいの可能性があるとされる情報は、メールアドレス、ニックネーム、バンダイナムココイン残高、ユーザーが選択した支払い方法など。
バンダイチャンネルからの重要なお知らせがございます。
— バンダイチャンネル公式 (@BandaiChannel) November 6, 2025
詳しくはこちらをご確認ください。https://t.co/on8KVisIl7
一方で、ログインパスワードやクレジットカード番号といった不正決済に利用可能な情報は含まれておらず、現時点で二次被害は確認されていないという。また、ランサムウェア被害である可能性も否定されている。
同社は、メールアドレスが外部に流出した可能性を踏まえ、なりすましメールやフィッシング詐欺などの迷惑メールに注意するよう会員に呼びかけている。現在は原因究明と再発防止策の検討を進めており、サービス再開までには時間を要する見込みだ。
サービス停止期間中の料金は発生しないよう対応を進めており、詳細が確定し次第、該当ユーザーへ個別に案内が行われる予定だ。
