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Netflixがワーナー・ブラザース・ディスカバリーを買収。827億ドルで、ワーナー・ブラザースの運営体制は維持、2026年第3四半期を目途に完了予定

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12月5日、アメリカを本拠地とするメディア企業Netflixの公式Xが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーを買収したことを発表した。

買収価格は827億ドル(株式価値720億ドル)で、ワーナー・ブラザースの現在の運営体制は維持されたまま、ワーナー・ブラザースの作品が、Netflixの主要サービスと統合されるかたちとなる。

ワーナー・ブラザースは『ハリーポッター』や「スーパーマン』「バットマン』といったDCユニバース作品、『トムとジェリー』などで知られる、映像制作や配給をメインとする会社だ。

発表によると、今回の取引はワーナー・ブラザース・ディスカバリーのグローバル・ネットワーク部門である「Discovery Global」が新たな上場企業として分離が完了する2026年第3四半期を目途に完了予定だ。

この買収により、Netflixの革新性、グローバル展開、最高級のストリーミングサービスに、ワーナー・ブラザースの1世紀にわたる作品群が融合し、世界中の視聴者に並外れたエンターテインメント体験が提供されることになると、Netflixは表明している。

Netflixの共同CEOであるテッド・サランドス(Ted Sarandos)氏は、「我々の使命は常に世界を楽しませることでした」「視聴者が愛するものをより多く提供し、ストーリーテリングの次の1世紀を定義する一助となるでしょう。」と、長期的な観点でのエンターテイメント業界の発展について述べており、同じく共同CEOであるグレッグ・ピーターズ(Greg Peters)氏は「この買収は、我々のサービスを改善し、今後数十年にわたる事業を加速させるでしょう」と続けている。

一方、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの社長兼CEOであるデビッド・ザスラフ(David Zaslav)氏も、「Netflixと一緒になることで、世界中の人々が今後何世代にもわたって、世界で最も響き合う物語を楽しみ続けることを確かなものにします。」と述べている。

今回の買収に関する発表全文(英語)は、Netflix公式サイトにて確認できる。

ライター
JRPGとともに少年時代を過ごし、大学在学中に『VALORANT』にはまってからは、すっかりeスポーツの虜に。 プレイするのも観戦するのも好きだが、最近はランクマッチから逃げつつある。 重い腰を上げさせてくれるような戦友を募集中。

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