デベロッパーのEndflameは12月6日、タクシー運転ホラーゲーム『Silent Road』を発表した。対応プラットフォームはSteamで、リリース時期は現時点では未定。ストアページによれば、ゲーム内は日本語表示に対応するという。
舞台となるのは、日本の山間に広がる“自殺の名所”として知られる寂れた地域。プレイヤーはこの地で夜勤タクシーの運転手として働くことになり、深夜の林道を走りながら奇妙な乗客を乗せ、彼らの不穏な依頼に応えていく。
本作の特徴は、現地に根付いた“長い自殺の歴史”が生み出すおぞましい空気感だ。乗客の素性はどれもつかみどころがなく、会話や行動の端々から、地域にまとわりつく怪異の影が少しずつ立ち上がっていく。
ゲームプレイは、夜の林道を各集落へと移動しながら、乗客を目的地へ運ぶシンプルなものだ。しかし、ときには車を降り、乗客からの“依頼”に応じて周囲を探索する必要がある。

いずれも単純な作業に見えるが、その過程でプレイヤーは常に不可解な気配にさらされ、静謐な夜道が一転して不穏な舞台へと変貌する。
Endflameは「今後も続報を順次届けていく」としており、現在は各ストアでウィッシュリスト登録を受け付けている。また、開発の進捗を共有するDiscordコミュニティも公開されている。
