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『ポケモン』誕生30周年を科学誌「Nature」が特集!子ども時代のポケモン体験が研究者の原点になったと語る声を紹介。研究者が新種のハチに“リザードン”にちなんだ名称を付けた事例も

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学術誌Natureは2月27日、『ポケットモンスター』シリーズ誕生30周年にあわせ、ポケモンが科学研究に与えてきた影響を取り上げる特集記事を公開した。

1996年2月27日にゲームボーイ向けソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されてから30年。世界的なメディアフランチャイズへと成長したポケモンは、エンターテインメントの枠を超え、学術分野にも影響を及ぼしてきたと同誌は伝えている。

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(画像はNature公式サイトより)

記事では、ポケモンの中核にある「収集」や「分類」という体験が、分類学や生態学、進化研究といった分野のフィールドワークと通じる側面を持つと指摘。子ども時代にポケモンに親しんだことが研究者としての原体験になったと語る科学者の声を紹介している。

カナダ・グエルフ大学の研究者スペンサー・モンクトン氏は、ポケモンを“捕まえて分類する”体験が昆虫学の仕事と重なると説明。同氏は新たに発見したハチの一種に、ポケモン「リザードン」にちなんだ学名を与えたこともあるという。

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(画像はNature公式サイトより)

また、米シカゴのフィールド博物館では、ポケモンと実在の化石生物を対比する展示が予定されている。ポケモン「アーケオス」が約1億5000万年前の羽毛恐竜アーケオプテリクスから着想を得ていることなど、フィクションと古生物学の接点も紹介された。

さらに、英国で行われた調査では、子どもたちが地元の野生生物よりも多くのポケモンを識別できるとの結果が報告された例も言及。これを契機に、生態系や環境問題を学べる教育用カードゲームが開発されるなど、教育分野への応用も広がっているという。

フィクションとして誕生したポケモンが、研究テーマや教育手法、さらには新種の命名にまで影響を与えている点に光を当てた特集となっている。

ライター
ゲームの好きなところは、誰でも主人公になれるという公平さ。 子供の頃よりも現実に直面する場面が増えたからこそ、束の間にゲームをする。 お気に入りのゲームは『UNDERTALE』

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