3月25日、OpenAIは動画生成AIアプリ「Sora」の提供を終了することを発表した。理由については明らかにされていない。
Sora公式Xによる声明によると、アプリおよびAPIの提供終了に関する具体的なスケジュールや、ユーザーが作成した作品の保存手順などの詳細については、後日改めて共有されるという。
また、このアプリ終了の動きに関連して、米ディズニーがOpenAIと締結していた10億ドルの投資やキャラクターのライセンス供与を含む提携契約から撤退することが、海外メディア「The Hollywood Reporter」の報道で明らかになっている。
We’re saying goodbye to the Sora app. To everyone who created with Sora, shared it, and built community around it: thank you. What you made with Sora mattered, and we know this news is disappointing.
— Sora (@soraofficialapp) March 24, 2026
We’ll share more soon, including timelines for the app and API and details on…
Soraは、2024年2月に発表された動画生成を行うAIモデルであり、同年12月に一般公開された。
昨年9月に大幅に強化された生成モデル「Sora 2」がリリースされると、そのクオリティの高さはSNSなどで大きな話題となった。一方で、著作権を始めとした肖像権、パブリシティ権などについて、SNS上ではさまざまな議論を呼んでいた。
またディズニーは昨年12月、Soraに自社キャラクターを導入することなどを条件にOpenAIとの間で大規模な投資契約を結んでいた。「The Hollywood Reporter」の報道によれば、今回の「Sora」アプリの終了により、この契約は白紙となる。
ディズニーの広報担当者は同紙に対し、AI分野が急速に進歩する中で動画生成事業から撤退し、別の分野へ優先順位を移すというOpenAIの決定を尊重するとコメントした。
同時に、クリエイターの知的財産や権利を尊重する新しい技術を責任を持って受け入れながら、今後もAIプラットフォームとの関わりを続けていく姿勢を示している。
