株式会社ドリコムは、ライトノベル『汝、暗君を愛せよ』の第3巻を4月10日に発売する。
本作は、宝島社が発行する「このライトノベルがすごい!2026」において、新作単行本・ノベルズ部門の第1位を獲得した異世界ファンタジー作品だ。
『汝、暗君を愛せよ』は、本条謙太郎氏が執筆し、toi8氏がイラストを手掛けるライトノベル。前世で「お飾り社長」としての人生に嫌気がさして自ら命を絶った主人公が、異世界の若き君主「グロワス十三世」として転生する物語を描く。
転生先の王国は巨額の赤字財政と列強の干渉に直面しており、国内には革命の気配すら漂う破綻寸前の状況にあった。政治的影響力を無視できない妃候補の令嬢たちや、自身よりも明らかに有能な重臣たちに取り巻かれ、無力な異世界人である主人公は、「暗君」として生き残るための道を模索していく。
異世界ファンタジーでありながら、絶対君主制の国家における複雑な権力構造や組織のバランスに苦心し、現代での経験を活かして国家を動かしていくリアルな政治および組織経営の描写が本作の特徴だ。
4月10日に発売される第3巻では、本編に約1万字に及ぶ完全書き下ろしのエピソードが新たに追加された。さらに、紙版と電子版のそれぞれに内容の異なる書き下ろしショートストーリーも収録されている。
本巻の発売に際して、LINEヤフー会長の川邊健太郎氏とアル代表のけんすう氏から本作を評価する書評文が寄せられている。これに伴い、4月8日より紀伊國屋書店新宿本店およびブックファースト新宿店では、両氏のコメントが掲載された特別帯仕様の第1巻の展開が開始された。両氏のコメント全文を含む詳細については、下部に転載のプレスリリースを参照されたい。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
LINEヤフー会長・川邊健太郎氏、けんすう氏などビジネス界からも絶賛の声
このラノ部門1位作品『汝、暗君を愛せよ』第3巻を4月10日発売
株式会社ドリコム(本社:東京都品川区、代表取締役社長:内藤裕紀)は、DREノベルスより『汝、暗君を愛せよ』第3巻を2026年4月10日(金)に発売いたします。本書発売に伴い、LINEヤフー株式会社代表取締役会長・川邊健太郎氏、アル株式会社代表取締役・けんすう氏より、書評文をいただきましたのでご紹介いたします。
また、2026年4月8日(水)より紀伊國屋書店新宿本店、ブックファースト新宿店にて、『汝、暗君を愛せよ』第1巻を特別帯ver.で展開することが決定いたしました。
経営者も絶賛!川邊健太郎氏、けんすう氏より書評文が到着
「このライトノベルがすごい!2026」(宝島社)にて、【新作単行本・ノベルズ部門】の第1位を獲得した『汝、暗君を愛せよ』について、LINEヤフー会長・川邊健太郎氏、けんすう氏より書評文を寄稿いただきました。
本作品は、「破滅寸前の国に、現代日本の経営者が転生したらどうなるのか?」という政治、組織経営の面もリアルに描いており、様々な思惑の板挟みとなりながらも主人公が国家・組織を動かしていく姿が名だたる経営者からも共感を呼んでいます。
《LINEヤフー代表取締役会長川邊健太郎氏より》
現代のリーダーシップといえば、強いビジョンを掲げ、先頭に立って組織を牽引する姿を思い浮かべるだろう。しかし、本作『汝、暗君を愛せよ』の主人公グロワス十三世が提示するのは、その真逆を行く「置物としての経営」である。
前世で中小企業の2代目社長として倒産と自死を経験した彼は、転生先の破綻寸前の王国でも「お飾り社長」という自身の宿命を自覚することから始める。私自身の経験に照らしても、巨大組織の現場では、リーダーの不用意な一言や「良かれと思った介入」が致命的な摩擦を生むことが多々ある。グロワスが選んだ、自身の能力の限界を直視し、周囲の有能な人物に徹底的に権限を委譲する「傍観の技術」は、実は組織の生存確率を最大化させるための極めて高度な経営判断なのだ。最強のマネジメントは、リーダーが「余計なことをしない」ことにあるといえるだろう。
「個のカリスマ」に頼る時代は終わった。彼が断行する組織改革は、属人的な意思決定をシステムへと委ねる、真に「自走する組織」への脱皮そのものである。
名君を目指すリーダーほど、組織を滅ぼす。この一見不合理な真理を、彼は身をもって証明していく。「暗君」を演じ、国家の滅亡をソフトランディングさせる彼の不格好で勇敢な姿は、変化の激しい現代を生き抜く全てのビジネスパーソンにとって、最も実践的で為になる、マネジメント・リーダーシップの教科書となるだろう。
《アル代表取締役けんすう氏より》
本書は中小企業の社長が破綻寸前の国家の君主になるという設定の物語です。
しかし、いわゆる、異世界系の作品で多くあるように「組織マネジメントの経験と歴史の知識を駆使したからといって、全てが爽快に解決!」となるわけではありません。むしろ、現実は厳しく、苦しい微調整を延々と強いられる展開が続きます。
主人公は現代から来ているので、絶対君主の国がどうなったかを知っています。運が良ければ天寿をまっとうできるが、子供や孫が幸せに生きられるかはだいぶ怪しく、運が悪ければクーデターで命を失います。やるなら現代的な民主主義の国の形態に近づけなくてはいけないわけですが、実際は現実の組織のバランスなども考慮に入れないといけません。中小企業の社長だった人間なので、権力があるからといって組織を無理に変えようとしたら酷い目にあう、というのは骨身に染みてわかっているわけです。
このように、未来に向けて大胆に行動をしないといけないが、組織に細やかに気を配る必要がある、といったように、まさにベンチャー社長がやっているようなことで、妙なリアリティがあります。
他の異世界漫画のように、気軽に得られる爽快感などは少ないです。ただ、この「ねっとりとした鬱々とした」感覚こそが、リアルな組織運営の難しさを感じさせ、「めっちゃ面白かったな・・・」となりました。
正直、「なんてマニアックな作風にしたんだ」と思ったんですけど、僕みたいな人には刺さっているので、これはこれでいいのか・・・とも思いました。
あと主人公が機械式時計にハマっているという設定なのも、よくわかってるなーと思いました。
紀伊國屋書店新宿本店、ブックファースト新宿店にて特別帯ver.を展開
第3巻発売に先駆け、4月8日(水)より紀伊國屋書店新宿本店、ブックファースト新宿店にて、第1巻を特別帯の装いで展開いたします。川邊氏、けんすう氏のコメントが入った帯は、各店舗のビジネス書・話題書コーナーで展開されますので、ぜひ足をお運びください。
小説『汝、暗君を愛せよ』第3巻刊行情報
《2026年4月10日(金)発売》
『汝、暗君を愛せよ3』
著/本条謙太郎 イラスト/toi8
判型/四六判
レーベル/DREノベルス 発行/ドリコム
偉大なこと。偉大な人。
大好評異世界大河ファンタジー、新章突入!!
本編は、約1万字に及ぶ完全書き下ろしエピソードを新たに追加。
さらに、紙と電子それぞれに「内容が異なる」書き下ろしSSも!
プロザン王との二者会談成功、「大回廊の勅令」の成立に加え、側妃メアリの妊娠が判明し、サンテネリの宮中は喜びに沸いた。グロワス十三世はいまや名実ともに国際政治上の重要人物となった。だが、多くの政治的成果を手にしたはずの彼は、勅令承認を求めた議会演説の後、そのまま自室に籠もってしまう。精根尽き果てるがごとく。そして、再び姿を現したとき、男の中の「何か」が以前と変わっていた。
そんな最中、王は、先鋭的な人権思想を抱く青年ジュール・レスパンと再会する。二人の『対話』を通じ「何か」が歴史に生まれ出ようとしていた。”偉大な”何かが。
▼購入特典情報・ご予約はこちら
https://drecom-media.jp/drenovels/product/188
▼第1~2巻好評発売中
https://drecom-media.jp/drenovels/series/nanji
DREノベルスとは
ドリコムが贈るライトノベルレーベル。アニメ化も発表された本格ダークファンタジー『ブレイド&バスタード』や『エリスの聖杯』をはじめ、『婚約者が浮気相手と駆け落ちしました。王子殿下に溺愛されて幸せなので、今さら戻りたいと言われても困ります。』など、ジャンルに縛られない幅広い作品をリリース。
◆DREノベルス:https://drecom-media.jp/drenovels
株式会社ドリコムについて
【会社概要】
名称:株式会社ドリコム
代表:代表取締役社長 内藤裕紀
設立:2001年11月13日
所在地:東京都品川区大崎 2丁目1番1号 ThinkPark Tower 19 階
URL:https://drecom.co.jp/



