個人ゲーム開発者のえば氏は8月31日、自身が手がける新作ゲーム『球ひろいSimulator』をSteamにて発売した。価格は700円で、9月14日まで30%オフの490円で買えるリリース記念セールが開催されている。
本作は日本の高校野球部を舞台にした一人称の「落とし物探索シミュレーター」だ。プレイヤーは新入部員として、監督や先輩の理不尽な上下関係に耐えながら校庭に散らばったボールを探していく。
プレイヤーはグラウンドや校舎、部室周辺などのステージで落ちているボールを見つけ、カゴへと持っていく。必要数以上に見つけたボールは2個までストックし可能で、ボールが見つからなかった場合に消費してその日を乗りきることもできる。
本作の主人公は、先輩の命令に対して「はい」としか言うことができない。こうしたゲーム内のやり取りは開発者自身や周囲の実体験をもとにしたもので、当時の抑圧や理不尽さを描いたものになっている。それをホラーととらえるかどうかはプレイヤー次第だという。

また、本作はチェコからのウィッシュリスト登録が“1件”だけ入っていたことを受け、「チェコ語」に対応したことでも話題に。開発者のえば氏は自身のXアカウントにて、世界の野球大会でチェコがいかに野球と日本にリスペクトを持ってくれているかを知っていると投稿し、チェコ語実装への意気込みを語っていた。
えば氏のこの対応は数多くのメディアで取り上げられ、チェコ国内でも話題に。中世ヨーロッパを舞台にしたオープンワールドRPG『キングダムカム・デリバランス』を手がけたチェコのゲームスタジオWarhorse Studiosから感謝を伝えるメッセージがえば氏に送られ、チェコ出身のプロ野球選手であるオンジェイ・サトリア氏も自身のXで「Arigato」と投稿している。
ある日ウッシュリストを見ると
— えば⚾8/31リリース球ひろいSimulator⚾ (@ebachan_manga) August 1, 2026
チェコの人が1人だけ登録してくれててん
俺はここ最近の世界野球大会で
チェコがいかに野球と日本にリスペクトを持ってくれてるか知ってるねん
だからこのチェコにいる1人の野球ファンのために、チェコ語も実装してん
待っててくれチェコの友人よ⚾🤝 https://t.co/vk3xpgCsqs pic.twitter.com/5r90FAdr7i
なお、チェコ語の実装にあたっては総勢8名の有志が集まったという。その中にはオンジェイ・サトリア氏も含まれており、えば氏は自身のXにて「協力してくれたみなさんありがとうございます!」と感謝を述べている。
