『FF7』リメイク3部作でゲームディレクターをつとめる浜口直樹氏は、『FF7』リメイクプロジェクトは「単なるリメイク作品ではなく、『FF7』を次世代に受け継ぐための試み」であると、「PAX West 2026」にて語った。
日本時間9月6日、『FF7』リメイク3部作の裏話や情報を発信する「パネルディスカッション」がシアトル開催の「PAX West 2026」にて実施された。浜口氏やバトルディレクターの遠藤皓貴氏が登壇し、システムやグラフィックについて語られるなかで、リメイク3部作そのものの狙いや背景にも触れられたかたちだ。
浜口氏は続けて、原作ファンはもちろん『FF7』を知らない世代にも魅力を届ける必要があるとしたうえで、本リメイクプロジェクトは「20年後、30年後にも新しいファンが生まれ続ける作品」にするための挑戦であると説明している。
また、本リメイクプロジェクトは「当時のプレイヤーが思い描いていた『FF7』を現代の技術で蘇らせ、ファンに新たな感動を届けたい」という気持ちが出発点になったと、作品にかける想いも語られた。
浜口氏によれば、「『FF7』という作品の魅力を現代に再接続し、未来につなげていく」ことがプロジェクトの目的であるとのことだ。また、スライドには「Expand FFVII’s Future」という記載のもと、「常に進化し続ける未来を持つIP」へと形作ることも目標に掲げられていた。
ディスカッション内では、『FF7』リメイクとして目指すグラフィックの方向性についても触れられた。2005年に公開された映画『アドベントチルドレン』が持つ映像作品としての魅力をユーザー自身が体験できるゲームとして実現したいと考えているという。
また、グラフィック面のみならず、リメイクプロジェクトでは新たな謎や余白もくわえていると説明。あくまでも、原作を変えるものではなく「『FF7』の世界をより大きな物語として描くためのもの」であるとし、原作ファンにも新しい期待や考察を楽しんでもらいたいと語っている。
『FF7』リメイクシリーズ完結編『ファイナルファンタジーVII リベレーション』は2027年4月8日に世界同時発売。PS5、PC(Steam、Epic Games Store、Xbox on PC)、Xbox Series X|S向けに展開される。

