【田中圭一連載:どこでもいっしょ編】毎日会話するキャラだからこそ「100%かわいい」ではダメ。南治一徳が辿り着いたキーワード“ブスかわいい”が愛され続けるトロを生み出した

第10話のあらすじ

 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』

 第10回は、1999年にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE、現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)からリリースされた“お話しゲーム”『どこでもいっしょ』の生みの親・南治一徳さん(株式会社ビサイド代表取締役社長)をゲストにお迎えしました。

 

 

 1996年、南治さんは仲間を集めてゲームクリエイター発掘オーディション「ゲームやろうぜ!」に合格。しかし、すぐに『どこでもいっしょ』の開発に着手できたわけではありませんでした。
 なかなか面白いと思えるような企画を作ることができず、提案してもボツになる、そんな毎日を送ります。

 

 そんな彼らに訪れた転機は、一年後の「ポケットステーション」発表でした。

 

 「ポケステ大活用企画」として、「ペットを持ち歩く」「ペットに言葉を教える」「ペットと会話する」「ライトユーザー、特に女性が主なターゲット」など、あれよあれよと湧き出すナイスなアイデアの数々。この段階で、ほとんど完成形が見えたとのことですが……。

 

 この企画を具現化するために重要な“キャラクターデザイン”の決定も、イバラの道だったという南治さん。“トロ”をはじめとした長く愛されるキャラクターは、ポケステという“ハードの制約”をどのように乗り越えて、この世に生まれたのでしょうか?(編集部)

作者
1962年5月4日大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。大学在学中の83年、小池一夫劇画村塾(神戸校)に第一期生として入学。翌84年、『ミスターカワード』(『コミック劇画村塾』掲載)で漫画家デビュー。86年開始の『ドクター秩父山』(『コミック劇画村塾』ほかで連載)がアニメ化されるなどの人気を得る。大学卒業後はおもちゃ会社に就職。『週刊少年サンデー』にも不定期で『昆虫物語ピースケの冒険』(89〜91年)を連載した。パロディを主に題材とした同人誌も創作。最新刊は2017年1月刊『うつヌケ』(KADOKAWA刊)、『田中圭一の「ペンと箸」』(小学館)。
Twitter:@keiichisennsei

 

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