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『ドラクエ8』発売20周年を記念してメインシナリオ・プランナー担当の藤澤仁氏が開発当時における「挫折と孤独と燃え尽き症候群」の思い出エピソードを公開。

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シナリオ制作会社・ストーリーノートの代表で元『ドラゴンクエスト』シリーズディレクターの藤澤仁氏は11月27日(水)、『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(以下、ドラゴンクエストVIII)の発売20周年を記念して、開発当時のエピソードをnote上で公開した。

藤澤氏は1997年に堀井雄二氏のアシスタントとして『ドラゴンクエスト』シリーズの制作に携わりはじめ、2000年に『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』のシナリオアシスタントを担当。2009年の『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』や『ドラゴンクエストX オンライン』ではディレクターも務めた。

記された内容によると、今回明かされたエピソードは、藤澤氏がメインシナリオ・プランナー担当として携わった『ドラゴンクエストVIII』の開発当時である2002年から2004年ごろのものだという。

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(画像は挫折と孤独と燃え尽き症候群 ─『ドラゴンクエスト8』の思い出|藤澤 仁より)

文中では『ドラゴンクエストVII』と『ドラゴンクエストIV』のリメイク版を経て若さと野心にあふれていた藤澤氏が経験した“挫折”や、すべての資質と時間を限界ぎりぎりまで『ドラゴンクエストVIII』の開発に捧げた“孤独”、そして発売後に訪れた記憶障害と「燃え尽き症候群」の診断を受けるまでの日々が複雑な感情とともに記されている。

藤澤氏は現在、ストーリーノートの代表として『Project:;COLD』や『かがみの特殊少年更生施設』、「人の財布」などのARG(代替現実ゲーム)やミステリー作品に携わっているが、今回のnoteエントリは藤澤氏が学んだ「仕事との向き合い方」やモノづくりへの情熱の一端に触れられる内容となっている。興味があればチェックしておくとよいだろう。

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(画像はnote「挫折と孤独と燃え尽き症候群 ─『ドラゴンクエスト8』の思い出|藤澤 仁」より)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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