ラスボスを一撃で討伐! 『ダークソウル リマスタード』で華麗な「致命の一撃」を放つ動画が話題に

 『ダークソウル』は、フロム・ソフトウェアより2011年にPS3向けソフトとして発売されたアクションRPG。

(画像はMovie and Images – DARK SOULS REMASTERED | ダークソウル リマスタードより)

 心が折れそうになるほどの高難度、そして斬新なネットワークプレイが人気を博し、2018年5月には『ダークソウル リマスタード』としてPS4・Xbox One・Windowsでリリースされ、再び盛り上がりを見せている。

 その『ダークソウル リマスタード』において、ラスボスを一撃で倒す動画海外フォーラム「Reddit」にて公開され、話題となっている。

文/実存


※この記事にはゲーム本編のネタバレが含まれています。未プレイの方はご注意ください。

ラスボス撃破の決め手は「パリィ」からの「致命の一撃」

 本作のラスボス「薪の王グウィン」は非常に手強い。高い攻撃力と素早い動きにより、正攻法で挑むとラスボスらしくかなりの難敵となるのだが……。

 実は、「薪の王グウィン」には「パリィ」が有効なのだ。

 「パリィ」は左手に持った盾などで、タイミングよく敵の攻撃に合わせることで攻撃を弾くアクション。
 そのタイミングはなかなかシビアで難しいのだが、成功すると敵に大きな隙が生まれる。その隙に攻撃ボタンを押すと、威力の高い「致命の一撃」を放つことができる。

上記動画1:13〜より、「パリィ」からの「致命の一撃」を放つアクションが確認できる。

 本作のボスのほとんどには「パリィ」は効かないのだが、「薪の王グウィン」には例外的に「パリィ」が効く。

 動画を投稿したZombieOfun氏も、「パリィ」で「薪の王グウィン」の攻撃をはじき、「致命の一撃」を放つことで一発撃破に成功している。

 動画では、巨大な斧を携えた異様な姿をしたプレイヤーキャラクターが、「薪の王グウィン」の攻撃を「パリィ」ではじき、胴にスイングを一発入れたのち、くるりと1回転する「致命の一撃」を放ち撃破する様子が見てとれる。

 「これでは“一撃”ではなくて“二撃”ではないか」と思われた読者がいるかもしれない。
 実は、「致命の一撃」のアクションは使用する武器によって変わる。だから、見た目は“二撃”でも、アクションとしては「致命の一撃」の一部であるため、“一撃”であると言えるのだ。

 槍や剣など刺突が可能な武器では突き刺すアクションとなるため、文字通り“一撃”なのだが、斧や棍棒などの刺突のできない武器では、ZombieOfun氏の動画のように「胴に一発入れてからのフルスイング」という“二撃”のモーションになる。

あらゆる手段を用いて攻撃力を上げる

 とはいえ、いくら「致命の一撃」が高威力といえども、どんな敵も一発で倒せるというわけにはいかない。それがラスボスであればなおさらだ。
 したがって、ZombieOfun氏はできるかぎりの攻撃力アップ手段を用いて、一撃必殺しうるほどの威力を得ている。

 同氏が「薪の王グウィン」一発撃破のために用意した装備や行なったセットアップを解説しよう。

 使用した武器は「結晶のデーモンの大斧 +4」。筋力の能力補正が「S」であるため、筋力のステータスが高いほどより攻撃力ボーナスが得られる武器だ。
 また「致命の一撃」の威力を上げる「スズメバチの指輪」、HP20%以下のときに攻撃力が1.5倍になる「赤い涙石の指輪」を装備している。

(画像はDark Souls Remastered: Killing Lord Gwyn in One Hit|ZombieOfunより)

 また、誓約「古竜への道」「竜のウロコ」を30個捧げることで手に入るアイテム「竜体石」を使用することで、竜体に変身している。動画内のプレイヤーキャラクターが異様な姿をしているのは、竜体に変身しているためだ。
 竜体状態でもう一度「竜体石」を使用すると「咆哮」することができ、敵をのけぞらせたり魔法や矢などをはじき飛ばせるほか、咆哮後から数秒の間、攻撃力も上昇する。
 
 セットアップはアイテム「糞団子」を使い「猛毒」状態になったあと、呪術「内なる大力」を使用したところからスタート。
 わざと「猛毒」状態になっているのは、「赤い涙石の指輪」の効果を発動させるためにHPを削る必要があるからだ。「内なる大力」はHPが減り続けるかわりに、攻撃力とスタミナの回復速度がアップする。

「黄金松脂」を武器に塗っている様子
(画像はDark Souls Remastered: Killing Lord Gwyn in One Hit|ZombieOfunより)

 次に、アイテム「黄金松脂」を使用。効果時間は短いが、強力な雷属性の攻撃力が付与される。ただし「薪の王グウィン」は雷属性への耐性が高いため、効果は薄いと思われる。

 最後に「毒紫の花苔玉」を使い「猛毒」状態を治癒したのち、竜体の「咆哮」を使用し、攻撃力を更に上げている。

「咆哮」を使用したとき
(画像はDark Souls Remastered: Killing Lord Gwyn in One Hit|ZombieOfunより)

 ZombieOfun氏の動画内キャラクターのステータスは以下の通り。

誓約:古竜への道+2
レベル:113
体力:40
記憶力:10
持久力:48
筋力:50
技量:18
耐久力:11
理力:9
信仰:9
人間性:12

オリジナルの『ダークソウル』でも一撃で倒されていた

 なお「薪の王グウィン」を一撃で倒す試みは、国内ではすでにオリジナルのPS3版『ダークソウル』で行われていた。
 
 ニコニコ動画では2012年2月6日にデジタマ氏が「薪の王グウィン」を一撃で撃破する動画を公開している。
 「スズメバチの指輪」と「赤い涙石の指輪」を装備、「内なる大力」を使用、竜体に変身して咆哮するところまではZombieOfun氏と同じだが、デジタマ氏は武器に「蛇人の大剣+15」を用い、魔術「結晶魔法の武器」を使用し魔法属性攻撃力を付与することで攻撃力を担保している。

「結晶魔法の武器」を使用し、武器を強化している
(画像はダークソウルのラスボス(笑)グウィンを一撃で倒してみた – デジタマ|ニコニコ動画より)

 また、同年6月30日には、まさ氏も同様の動画を投稿している。こちらでも前述の指輪二種と「内なる大力」、「結晶魔法の武器」を使用しているが、武器は「デーモンの大斧+15」を装備しており、竜体に変身していない。

 使用する武器や攻撃力上昇手段にバリエーションはあるものの、キーはやはり「パリィ」からの、攻撃力をできるだけ高めた「致命の一撃」にあるようだ。

 余談だが、筆者は「パリィ」がどうしても苦手だったので、大盾と重量級の鎧でガチガチに固めた重戦士型で攻略していた。そのため、「薪の王グウィン」戦は非常に苦労した。
 最終的にはオンラインプレイで他のプレイヤーに助けてもらい、なんとか撃破することができた。

 アクションが得意な人ならばZombieOfun氏らのように、ラスボスを一撃で華麗に倒すこともできる。一方で、アクションが苦手で「パリィ」が上手くできない人でも、熟練のプレイヤーに助けてもらえば先に進むことができる。
 「心が折れそうだ…」とは『ダークソウル』でプレイヤーが残せるメッセージのひとつだが、「心が折れてしまった」ではないわけだ。
 心が折れそうになるほど難しいけれども、詰ませはしない。そんな粋な気配りも『ダークソウル』の魅力のひとつと言えよう。

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著者
哲学科を卒業後、ディオゲネスのような暮らしを送っていたが、2017年11月より電ファミニコゲーマー編集部に加入。
ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。自分にとっては、人生で最初に触れた芸術作品がビデオゲームでした。小説や映画の批評がごく当たり前に存在しているように、ゲームを語りゲームを批評することがもっと広がってほしいと思っています。
Twitter:@ex1stent1a
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