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「紳士が好きなゲーム」×「紳士が好きなゲーム」のコラボがギリギリを攻めている!? 『ステラーブレイド』×『ニーア オートマタ』コラボDLCが “なに” とは言わないけどスゴい

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『ステラーブレイド』×『ニーア オートマタ』DLCレビュー・感想・評価。スカートの下を覗くと蹴ってもらえる_001

釣られたな!(`・ω・´)

上記画像は我らが『Stellar Blade』(以下、『ステラーブレイド』)と『NieR:Automata』(以下、『ニーア』)のコラボによって実現した、ロマンあふれる光景です。

「紳士が好きなゲーム」×「紳士が好きなゲーム」のコラボがやってきました。やってきちゃった。こんなことを許してくれる、コオタロウ氏【※】キム・ヒョンテ氏【※】に感謝しましょう。

※ヨコオタロウ氏:『ニーア』シリーズディレクター
※キム・ヒョンテ氏:『ステラーブレイド』ディレクター

そこで本記事では、11月20日に配信開始されたばかりのダウンロードコンテンツ「Stellar Blade x NieR:Automata DLC」をたっぷり遊び尽くしちゃいます!

……いいんだよな!? あんなスクショやこんなスクショ撮っていいんだよな!?

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文/Squ
編集/柳本マリエ

※株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントから商品の提供を受けています。


クリエイターもファンも嬉しい夢のようなDLC

数々の紳士を虜にしたアクションRPG『ステラーブレイド』。本作は荒廃した未来の地球を舞台に、地球に突如出現した人類の敵「ネイティブ」を倒すためコロニーから降り立った主人公「イヴ」の旅が描かれます。

今回、そんな本作が『ニーア』とコラボすると発表されたときは全国の紳士が湧いたことでしょう。

というのも『ステラーブレイド』のディレクターを務めるキム・ヒョンテ氏は過去、『ニーア オートマタ』に大きな影響を受けたと語っています。

筆者としては『UNDERTALE』『MOTHER』がコラボしたような、『ピザタワー』『ワリオランド』がコラボしたような、ムネアツ展開というわけでして。

クリエイターもファンも嬉しい、まさに夢のようなDLCなのではないかと。スゴい。ということでさっそく見てみましょう。

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……いや、めっちゃ『ニーア』!!!

『ニーア』のスクショと言われたら、『ニーア』にしか見えないぞこれ!? 次項では本DLCの具体的な内容をご紹介いたします。

“某所” を覗こうとすると蹴ってもらえる! やったぁ!

今回のDLCは「衣装の追加」が行われるダウンロードコンテンツとなっており、大規模な専用ミッションが追加されることはありません。追加される衣装は小物などあわせて11種類ほど。

⚫ イヴ用ナノスーツ 4 種類
⚫ イヴ用顔用アクセサリー1 種類
⚫ イヴ用ヘアスタイル 3 種類
⚫ ドローン用装飾アイテム 1 種類
⚫ アダム用装飾アイテム 1 種類
⚫ リリー用装飾アイテム 1 種類

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肝心のこれらの衣装はどこで買うのかというと、ランダムでマップに出現する「エミールショップ」です。エミールショップといえば『ニーア』に出てくる移動式のショップ。走り回るエミールショップは攻撃を与えることで停止します。こういう「コラボ先のゲーム要素」が入ってくるのっていいですよね。

なお、アイテムの交換には「星の涙」と呼ばれる専用の収集品が必要となります。世界のどこかに散らばっているので、エミールが最初にくれるヒントをもとに旅をして入手をしていかなくてはなりません。

マップ自体がかなり広めのゲームなため、場所を完全に把握していても数時間くらいかかると思われます。のんびり集めていくと良いでしょう。

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星の涙の入手場所は、設置場所の風景のみがわかるヒントとして提供される。明確な座標はわからないので、根気よく見つけよう

ちなみに、コラボ衣装の装着時にはフィールドでのBGMが『ニーア』のものに変化。さらには “某所” を覗こうとすると蹴ってもらえるオマケつき! やったぁ!!

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某所を覗こうとすると

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蹴ってもらえる(躍動感)

無料アプデで追加された「フォトモード」が超ド級の沼

ちなみに、先ほど「蹴ってもらえる」とご紹介したあの写真。あのような “瞬間” もドラマチックに撮影できる画期的な「フォトモード」がアップデートで実施されました。

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蹴ってもらえる(フォトモード)

「フォトモード」は無料アップデートで提供されており、本DLCに限らず『ステラーブレイド』本編を持っていれば誰でも利用することが可能です。

じつはこの「フォトモード」がめちゃくちゃに沼。超ド級の沼となっているんです。

被写界深度やモーションブラーの調整はさることながら、絞りや露出、色温度やコントラスト、シャープネスにブルーム強度の調整。おまけに3つも置ける光源!!!!

「誰がここまでやれと言った」。そんな言葉が飛び出すような自由度。これでもかってくらいに要素モリモリで底が見えません。いじることのできる部分が多すぎて、マジで終わりがないんですよこのモード。

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加工前
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加工後

ちなみに、よくあるデコフレームみたいな機能も搭載されているのですが、ここもこだわりようがスゴい。レターボックス、4:3でブラウン管風、スクエア、9:16などインスタグラムやTikTokを意識したようなものまで数多く存在しています。

映画風レターボックスゾーンでは、なぜかよく見かけるビスタサイズ(1.85:1)やシネスコサイズ(2.35:1)ではなく、2:01や2.76:1が収録されています。2:01は近年ようやく主流と呼べるフォーマットになりつつあるわけですが、2.76:1ってなんだ……?

この2.76:1というアスペクト比、じつは「ウルトラパナビジョン70」という70ミリフィルムを使用する方式で採用されてる激ドマイナーなフォーマット。日本国内にこれを上映できる映写機はおそらくないのでは?

いや、クセが強すぎる!!!

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4:3で撮影して「ライダーキックだぁ!!」とキャッキャしていたら急に寝首をかかれた気分でした。いったいどこを目指しているんだこのゲーム。「『ニーア』のDLCだ、わーい」と言ってたらとんだ伏兵が紛れ込んでいやがった。

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せっかくなので、昨今の流行りに乗って2:01でもパシャリ。カットシーンじゃないですよ、これ。ファストトラベル用の電話を使用する瞬間にフォトモードボタンを連打しまくって撮ったものです。

技を繰り出した直後にフォトモードをクイック起動できる「R1+十字キー左」を連打したり、スクショを映えさせるテクニックはいろいろあるんじゃなかろうか。

そしてなによりもおまけで追加されている非公式儀礼服。“なに” とは言わんが、いいよな

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「非公式」をつければなんでもいいと思っているフシがないか? ありがたいワードだ……

そして、電ファミニコゲーマー公式インスタグラムアカウントがあったらまず真っ先に投稿したいのがこちらの写真。非公式礼服の使用例として正式採用されてほしいくらい自信アリ!!

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先程の電話シーンをローアングルにしているだけなのだが、ギリ見える!見えない!な絶妙なライン

本当にCERO:D(17歳以上対象)の枠に収まってるか、このゲーム……。不安だ、不安すぎるぞ。

しかし『ニーア』ファンはこれを気に『ステラーブレイド』を、『ステラーブレイド』ファンはこれを気に『ニーア』を……、なんていう異文化交流もできそうですよね。

そんな、自室でのプレイ大推奨かもしれない『ステラーブレイド』ダウンロードコンテンツ「Stellar Blade x NieR:Automata DLC」は2024年11月20日よりPS5向けに配信中。なお、本記事で紹介したフォトモードは同日配信の無料アップデートを適用することで利用することが可能となっています。

© 2024 SHIFT UP Corporation. All rights reserved. Published by Sony Interactive Entertainment Inc.
© SQUARE ENIX

ライター
最近ゲーム業界にサメ映画ブームが来ている気が・・・え? 『スター・ウォーズ』のゲームが出すぎて手が回らない毎日。1日36時間欲しい。
編集
幼少期からホラーゲームが好き。RPGは登場人物への感情移入が激しく的外れな考察をしがちで、レベル上げも怠るため終盤に苦しくなるタイプ。自著『デブからの脱却』(KADOKAWA)発売中
Twitter:@MarieYanamoto

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