プロジェクト発表以降、数多くの紳士たちの間で注目されている韓国のアクションゲーム『Stellar Blade』(ステラーブレイド)の発売が4月26日に迫っています。
本作の開発元は『勝利の女神:NIKKE』を手がけていることでも有名なSHIFT UP。そのため、魅力的なキャラクターの見た目に注目が集まるのは必然でしょう。体験版がリリースされた際、電ファミニコゲーマーでも「目のやり場に困る紳士の間で話題なアクションRPG」として紹介しました。
しかし、待ってほしい。本当にそれだけでいいのだろうか?
キム・ヒョンテ氏の手がける「スーツ下の肉付きまで伝わる人体表現」に目を奪われてしまったままでいいのだろうか?
否。決してそんなことはない。
体験版では不覚にも主人公の魅惑的なボディに目を奪われてしまいましたが、今回、製品版をいち早くプレイする機会をいただいたことで“あること”に気づいたんです。
ものすごくシビアでタイトな操作が要求されるアクション要素、プレイ感がガラリと変わる育成要素……長く遊べば遊ぶほど「アクションゲームとしての面白さ」が色濃く感じられるようになっていく。製品版をプレイしてみて感じた本作の特徴は「難しいけど親切」でした。
本稿では、そんな『ステラーブレイド』のアクションやゲーム性の面白さについてお届けしていきましょう。
文/Squ
※株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントから製品コードの提供を受けています。
主人公の見た目にだけ見惚れるな! シビアなアクションに手に汗握れ!
遡ること体験版では、序盤のボス討伐までをプレイすることが可能だったのですが、実際にプレイしてすぐアクションのシビアさに気づかされました。
最初のボスにも関わらず苦戦を強いられ、倒すまでに20分もの時間を要しました。自分のあまりの下手さにモヤモヤするばかり。
プレイ開始して直後の手触りとしては、ジャストパリィやジャスト回避のあるハイスピードな“ソウルライク”なアクションゲームという印象を受けるかもしれません。
実際には、ガードとパリィを中心に敵の隙を見極め、弱・強攻撃を使い分けながら戦っていくのですが……マジで敵が怯まない!
敵に大ダメージを与えようと思うと、「しっかりジャストパリィをキメて敵のバランスを崩して大技(ベータスキル)をぶつける」みたいな芸当を披露しないといけないんですね……要求ハードルちょっと高そうだぞ⁉⁉
とはいえ、苦戦しながらもボスとの戦闘中ある事に気付きます。それは……。
ガードが結構強そう!!
カード不可能な攻撃があるとはいえ、無理にジャストパリィやジャスト回避を決めなくても、ちまちま攻撃を与えて勝てるのでは?
……そんなことはなかった。ガードばかり使っていると、被ダメージを軽減してくれるシールドを消費してしまい、あっという間に倒されてしまいました。
一朝一夕でなんとかなりそうで、ならない。けど頑張れそうという絶妙なラインで調整されたアクションはかなりピリッとした刺激が。筆者はアクションがあまり得意ではないので、悔しい……悔しいッ!
本作には難易度が2種類あり、難易度を下げればもっと楽に倒せるのでしょうが、せっかくなら難易度を下げずにクリアしたい。
難易度の変更には頼りたくない、そんなアナタも満足するはず!
本作では、スキルを習得していくことでゲームの進めやすさが大きく変わってくるのですが、スキルに絞って注目すると、どれもアクションを拡張するモノが多くを占めているようです。
スキルを見ていくと、新しいコンボやステルス技を習得する以外に、ジャスト回避・ジャストパリィの判定を緩くするスキルも習得できるようになっています。
正直なところ、最初はどの程度変化するのかという点に関して半信半疑だったのですが、実際に操作して違いを実感できる程度には入力の受付時間が長くなっているようで、攻略のしやすさに大きな影響を与えているように思えました。
ゲーム序盤、立体駐車場で戦うことになるこちらのボス。わたし、倒すのに30分近くかかってるんです!
そのくらいには難しく、ザ・試行錯誤の繰り返しといった感じ。
そもそも、ボスにたどり着くまでの道中のザコ敵もそれなりに強くて……泣きそうになりながらボス戦に向かい、泣き叫びたくなる難易度のボスと戦うことになるわけです。
ただ、しっかりと敵を倒してくればいくつかのスキルを習得できるはず……!
自分自身の腕前アップと並行してスキルを開放、並行して攻略をしやすくしていこうというのがこのゲームをクリアするコツと言えそうです。
しかし、豊富なスキルが用意されているとはいえ、当然ですがすぐにすべてのスキルを開放できるわけではありません。
プレイ進捗や戦うボスによってほしいスキルが変化していくかと思います。
ショップでは、スキルツリーのリセットが可能になる「SPリセッター」というアイテムを購入できるので、自分のプレイスタイルにあったスキルをチョイスすることで、難易度を下げることなくクリアを目指していけるのではないでしょうか。
逆に、イヴの装備次第では敵のダメージを軽減できるシールド機能を無効化できるので、縛りプレイといった楽しみ方もできるかもしれません。
コソ練上等! 製品版も体験版も、カッコいいアクションで勝利をキメよう!
筆者のように「アクションは得意じゃない、でも難易度を下げるのはちょっと悔しい」という方でも、育成しだいでリカバリーできるのが本作の魅力。
最初は難しすぎて絶望していましたが、育成しだいではもう少し気軽に遊べそうで、心にも余裕も出てきました。
ここまで“THE アクションゲーム”感を吸収すれば、紳士的ビジュアルだけでは満足できなくなってくるはず……。ビジュアルもアクションも。両方楽しんでこそ、真のステラーブレイダーなのかもしれない!
ちなみに……じつは筆者、製品版を遊ぶにあたって体験版でボス戦のコソ練をしていました。体験版のやりこみ要素として収録されているボスバトルですが、実はある程度のスキルが解放された状態で挑むことが可能なんですよね。
多彩なスキルによるコンボ回しなどが求められる一方で、二段階回避やジャストパリィ・ジャスト回避の判定を緩めるといった利便性を改善するスキルも体験することが出来るのです。
やりこみ要素として用意されていながら、実質的には本作が持つアクションの拡張性やプレイヤースキルを向上させる過程まで楽しめるお得要素……。
じつはこの体験版、セーブデータの引継ぎにも対応しているため、製品版を予約済みでも遊ぶ価値がある代物です。製品版を遊ぶ前に触れていただくのもまた一興ではないでしょうか。
難しいと感じても、難易度を変えずに攻略を進められる兆しが見える。そんな魅力も詰まったアクションRPG『ステラーブレイド』はPS5向けに4月26日の発売が予定されています。