みなさんは、電子機器を分解したことがあるでしょうか。
筆者は正直、怖くてできません。
なんせパーツを無くしたら終わりですし、分解できたとしても、上手く元の位置に組み直せる自信がないからです。高かったのにもう二度と使えなくなった……なんてことになったら、目も当てられません。
しかし、その「壊してしまうかもしれない恐怖心」だけを取り除くことができたら……分解ってめちゃくちゃやってみたくないですか!?
そんな私たちの願いを叶えてくれるのが、今回紹介する『リ・ストーリー: 思い出修理屋』です。本作は2000年代半ばの東京を舞台に、プレイヤーが修理屋となってゲーム機や携帯電話、音楽プレーヤーなどを直していくシミュレーションゲーム。
今回は、5月22日から24日にかけて京都・みやこめっせで開催されている「BitSummit」でそんな本作を先行体験してきたので、その模様をお届けします!
ミスっても大丈夫。「好き勝手分解できる」快感
ゲームを始めると、まずは作業部屋のお掃除からスタートします。部屋には紙屑や段ボールなどのゴミが散乱しており、とても修理作業ができる状態ではありません。
これらをゴミ箱へ片付けて、ようやく修理屋としての一日がはじまります。
店を開けると、さっそく壊れた電子機器を抱えたお客さんがやって来ました。
はじめの修理品は、コントローラー。新品のコントローラーから壊れたコントローラーに部品を付け替えるといった修理内容になっています。
まずは背面のネジをはずし、パーツを分解。どうやら、このコントローラーの基板が壊れていたようです。ということで新たな基板を付け替えてみましょう。
この、何気ない修理が、面白い……!
冒頭でも触れたように、現実の作業ではつきものの「ピンが折れたらどうしよう」、「元に戻らなくなったら…」といったストレス要素がまったくありません。「分解・修理」という行為だけを、純粋に、完全に遊び感覚で楽しめます。
ネジを外し、カチッと新しいパーツをはめ込む。この「ノーリスクで好き勝手にメカをいじり倒せる」という圧倒的な気楽さが、修理作業をクセになるパズルゲームへと昇華させているのです。
今回の試遊では約10分しか遊べませんでしたが、本当はながら作業のごとく、ポテチ片手に映画を見ながらダラダラ遊びたい……!
ゲームの試遊を終えてブースを一周すると、作中の作業スペースを再現したフォトスポットが広がっていました。
机の上にはファミコン、PSP、ガラケーなどなど……昔懐かしいガジェットがずらりと並んでおり、テンションは爆アゲ。
ただ古いゲーム機を展示しているだけでなく、青い作業マットの上に散らばる精密ドライバーや剥き出しの基板など、「リアルな修理屋感」がふんだんに演出されています。
本作が気になっている方は、このリアルな作業机を見たらきっと機械をいじくり回したくなって、指先がウズウズしてくるはず。『リ・ストーリー: 思い出修理屋』はPC(Steam)にて体験版が配信中、2026年内にリリースを予定しています。





