RGGスタジオの完全新作『ストレンジャー ザン ヘヴン』。
東京ゲームショウ2026では、同スタジオらしい破壊的ユーモアと、挑戦的なバトルシステムが組み込まれた作品となっていることが存分に味わえる試遊が楽しめました。
本稿では「蹴り」で街のあちこちを破壊できる破壊的仕様を存分に楽しんだ試遊の様子と、ブースの様子をお届けする。
居場所が無い男たちの居場所を作るため、街を蹴り飛ばせ!
アメリカ人の父と日本人の母を持つ主人公・大東真。彼の人生を50年・5つの場所に渡って描いていくのが『ストレンジャー ザン ヘヴン』の物語だ。今回の試遊版でも「1915年・小倉」「1929年・呉」「1943年・大阪ミナミ」の3ステージをプレイすることができた。
1915年、アメリカを離れ日本にやってきたばかりの大東。まだ若々しく、チンピラ退治などで糊口を凌いでいると思われるが………
ん!?
「蹴る」って何。蹴れるの? いつでも。
「蹴る」ってコマンドが出ているからにはゲームとしてもフィールド探索中に蹴りを入れることを推奨していると思われるが……。
どういうことなんだろう……。なあみんな、どういうことだと思う?
と聞きつつドーン!
おう親父、酒くれや!
グビグビ……。
飲み終わってドーン!
14年後、成長して貫禄がついてきた呉でも……。
お蕎麦を食べて……
屋台をドーン!
と、いう感じで本作は蹴りで町中のあらゆるオブジェクトを粉砕することができる。なんでだ。
別にお金は取られたりしないし、警察に怒られたり殴られるということもなかった。のでつい楽しくて街中をぶっ壊してしまう。
1943年。すっかり街の顔としてお馴染みになるまでデッカくなっても……。
ドーン! これが天国よりも奇妙な場所じゃい!!!!!!!
これくらいの大暴れ感がないと、この時代はやっていけなかったのかもしれない。
同スタジオの過去作でも、街にあるものを引っ掴んで敵をぶち倒したり、無意味にコンビニを破壊できたりするのでついつい無駄に街をめちゃくちゃにしてしまったりしていたが、そうした遊びが相変わらず楽しめるのはうれしい。
うれしいですね。
ゲームの中でくらい意味不明なくらい暴力的になりたいもんな。
右左を使いこなせ! 本当のケンカのように!
本作で特徴的なのは、そのバトルシステム。6までの『龍が如く』シリーズや、『JUDGE EYES』シリーズでは弱攻撃と強攻撃を組み合わせてコンボを出したり、ガードボタンで防いだり……といった操作方法を採用していたが、本作は「左」と「右」の体の動きを使い分けるという、少し複雑かつリアルめなシステムを採用している。
具体的にはLB/LTが左攻撃、RB/RTが右攻撃となっており、ガードもBキーとLRを組み合わせることで左防御、右防御を使い分けることができる(今回の試遊はXbox版となっていた)。
この使い分けが難しくも楽しい。
本作は多様な武器も用意されているのだが、大東は右利き。
そのため、武器を装備していてもLキーを押せば左パンチや左キックを繰り出すことができる。



このため、武器での大ぶりな攻撃を当てる布石として、左ジャブからコンボを重ねたり、左前蹴りで一度距離を取ったりと、戦術的使い分けが要求される。


ガードも同様で、ときには左ガードしてるところに右から斬りつけられて防御を崩されることがある。そのため敵の動きをよく観察し、適切に攻撃を捌いていくことが要求される。
本作のバトルスピードは決して速くないが、その分しっかりと敵の動きを観察し、見切ることが必要としたヒリヒリした死闘感が楽しめる。
慣れるまではなかなか難しいが、回避やパリィなどを求められがちな昨今のアクションゲームシーンに一石を投じる新しいシステムであることは間違い無いだろう。

とくに試遊ステージの中で最高難易度を誇るミナミの戦闘では筆者も複数回ゲームオーバーになってしまった。強ぇって!

目玉タイトルだけあって、会場では試遊コーナーのほか壁一面にゲームの世界観が楽しめるウォークスルーゾーンや、主人公が「興行師」であることを活かし、劇中ソングが楽しめるシアターゾーンも用意。Ado演じる恵子の歌や、本作テーマ曲のリリックビデオなどが楽しめた。一足早く作中世界観に浸れるチャンス!

『ストレンジャー ザン ヘヴン』は2027年1月15日にPS5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Xbox on PC)向けに発売予定だ。























