これ全年齢ゲーム……でいいんですよね? いえ、確認しただけです。
Steamにて2027年発売予定のフィットリズムゲーム『がんばれ! チアリズム』。その初報を耳にしたのは8月初旬のことであった。
イラスト:朝凪、CV:陽向葵ゅかという組み合わせを聞いたときは自然と「はぇー 最近はFANZAやDLsiteでもリズムゲームを発売するんですねえ」と思っていたのですがよく見たらSteamでした。ほんとですかValve!? いや、まあSteamにもそういうゲームはいっぱいあるか……。

電ファミニコゲーマー愛読者の諸兄であれば、祖母の写真より朝凪氏の絵を見てきたであろうし、過去5年間で考えると母親の声より陽向葵ゅか氏の声を聞いてきた時間の方が長いという方々がほとんどであろう。
実家の畳よりも身体に馴染むその布陣の居心地を味わうため、我々取材班は東京ゲームショウのインディーゲームコーナーに向かったのであった。
身体に馴染みすぎる制作陣に導かれるまま、ダンススタート。結構キツい運動になるし、ミスするたびに600種類以上という多彩すぎる“小生意気”ボイスが飛んでくる。大人を舐めるなよ……

プレイヤーは大人を舐め腐った女子高生・肉倉色羽(ししくら・いろは)の「せんせい」として彼女にチアダンスを指導していく。
具体的には画面奥から迫るノーツに合わせて両手に持ったモーションコントローラーをボンボンのように振り、リズムを取っていく。

試遊ではNintendo Switch用のJoy -Conが用意されており、同コントローラーのジャイロ機能を駆使してチアリーディング体験ができた。なお、通常のパッド操作にも対応している模様。

で、これが大変!
デスクワーク運動不足野郎にとって、リズムよく腕を伸ばして振るという動作はなかなかしんどい! 『FitBoxing』や『リングフィットアドベンチャー』とは全く異なる筋力を要求される!
しかも、通常リズムゲームの曲といえば1分半〜2分程度の楽曲が流れることが多いが、試遊で遊ばせてもらった楽曲はなんか……長い!
思わず横にいたスタッフの方に「なんか、長ないですか!?」と聞いたところ「3分あります!」と返され驚愕のあまり「フルサイズじゃないッスか!!!!!!」と叫んでしまった。

そしてミスると色羽ちゃんから「ざぁ〜こ♡」と煽られる。その小生意気ボイス(公式表記)は実に600種類以上に及ぶと言う。もはやその音声ライブラリだけで商売になるのではないだろうか。

菊田裕樹さんや小林早織さんの楽曲でチアリーディングできる日が来るとは……レジェンドすぎる楽曲提供者リストを見て「どういうことだよ」って思った私の感情をみなさんに共有したい
さらに驚くべきは、その楽曲提供者の豪華さである。ご覧いただきたい。

朝凪絵の陽向葵ゅか声のキャラクターで、菊田裕樹氏の楽曲に合わせてチアリーディングができる! 『ビートマニア』から30年。リズムゲームの歴史はここまで来てしまったのか。
まして、『パンツァードラグーン』の小林早織氏がチアリーディング曲を手がけるなんて誰が想像しただろう。生きていると不思議なことがたくさんありますね。

プレイ後、開発者の方に少しお話を伺うことができた。
本作はSteamにてリリースされる予定だが、有料DLCで大人向けコンテンツが開放されたり……ということは無いという。これだけは皆さんにお伝えしたかった。

やぶから堂のフィットリズムゲーム『がんばれ! チアリズム』はSteamにて2027年発売予定。

