『メタルギア』シリーズ31周年を記念して、『メタルギアソリッド』のオープニングをUnreal Engine 4を使ってリメイクしたファンが登場した。
初代『メタルギア』は日本では1987年7月にリリースされたが、欧州では同9月にリリースされている。
トレイラーでは原子力潜水艦「ディスカバリー」内部の船員たちの様子や、小型潜水艇でシャドーモセス島へと接近するソリッド・スネークの姿が、2018年水準のグラフィックスで蘇っている。大筋でほぼ同じだが、グラフィックだけでなくカメラワークにも一部変更が加えられている。
このトレイラーを制作したのは『Ryse』や『Crysis』、『Star Citizen』といった大作にアートディレクターとして参加したErasmus Brosdau氏だ。
Brosdau氏はこの他にも自身のポートフォリオサイトで『メタルギア』シリーズ31周年を記念した絵を公開しており、ほかにも『メタルギアソリッド』をモチーフにした新作ゲームを製作中であるという。
なお氏は、このトレイラーの一部を利用して、8月24日に55歳の誕生日を迎えた小島監督へお祝いの動画も制作している。
Happy birthday @HIDEO_KOJIMA_EN ! 31 ballons for an amazing Metal Gear Solid saga. Snake did not only smuggle cigarettes. #METALGEAR31st pic.twitter.com/vjiukKVkmy
— Erasmus Brosdau (@erasmus_brosdau) August 24, 2018
今回公開されたリメイク映像には、Epic GamesのUnreal Engine公式ツイッターアカウントも、このトレイラーの出来を称賛するツイートを送っているようだ。
This is awesome! Thank you so much for sharing!
— Unreal Engine (@UnrealEngine) September 5, 2018
最初の『メタルギア』から31年、『メタルギアソリッド』から数えても20年が経過したが、今なお多くのファンを抱える『メタルギア』シリーズ。
ツイッターではこのトレイラーの他にも、31周年を記念してさまざまな作品や思いを綴ったツイートがハッシュタグ「#metalgear31st」で公開され続けている。
文/古嶋 誉幸