Nintendo of Americaは、現地時間11月22日(木)から11月26日(月)までのアメリカにおけるセールスデータを公表した。Nintendo Switchの売り上げは過去のWiiを超え、任天堂コンソール歴代一位のセールス記録になったという。
アメリカでは11月の第4木曜日が「感謝祭」という名の祝祭日であり、翌日の金曜日は「ブラックフライデー」、翌週の月曜日は「サイバーマンデー」と呼ばれている。同期間は大多数の企業が大型セールやキャンペーンを実施しており、アメリカでは年末最大のセール期間となっている。
発表では、Adobe Analyticsを通じた情報として、Nintendo Switchが感謝祭においてもっともオンライン上で売れた商品であり、ブラックフライデーではビデオゲーム製品として最高の売り上げを記録したことも付け加えられた。
任天堂内部のセールスデータでは、ニンテンドー3DSやニンテンドークラシックミニシリーズを含め、アメリカにおける同期間の売り上げは2億5000万ドル(約280億円)以上になるという。
同じくアメリカの同期間におけるNintendo Switchの販売台数は前年比115%となり、アメリカでの累計販売台数は820万台に。デジタルダウンロード含むファーストパーティ製ゲームの売り上げは5日間で100万本に達し、前年比178%となった。また、Nintendo Switchの週間売り上げにおいても、最高記録が塗り替えられたことが明らかにされている。
同社は『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』が米国で11月16日の発売から150万本を売り上げ、また『スーパーマリオパーティー』が累計100万本セールスに達しシリーズ最速の売り上げを記録しているとあらためて報告。12月7日に発売される『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の名も挙げ、アメリカ最大の年末セールス期間を昨年以上に好調に乗り切ったことを報告している。
文/ishigenn