パブリッシャーの賈船(こせん)は、2018年12月13日よりNintendo Switch向けに『Fight of Gods』を配信している。価格は1500円(税込)。
同社によれば、「昨年Steamで発売され物議をかもし、一部地域では販売禁止になったタイトルですが、日本に限定してNintendo Switchで発売することになりました」とのことで、Nintendo Switch版は日本限定で発売されるという。
発売に合わせ、天照大神役で出演している宮崎珠子氏がゲーム概要や隠しキャラクター「ラミア」について紹介する動画も公開中。この映像の冒頭でも「発売中止になった国もありますが、Nintendo Switch版は無事、日本でのみ発売できることになりました」と語られている。
『Fight of Gods』は、台湾のデベロッパーであるDigital Crafterが開発した対戦格闘ゲーム。タイトルからわかるようにさまざまな神がキャラクターとして登場することが最大の特徴で、ジーザス(イエス・キリスト)はもちろん、ゼウスやフレイヤといった神話に登場する存在、さらにはアマテラスに仏陀にサンタクロースと、かなりとんでもない人物たちが揃っている。
ゲームモードとしては、アーケードモード・オフライン対戦・トレーニングモードが収録。またNintendo Switch版として配信されるにあたり、各キャラクターに新たなモデルが用意されているほか、背景やUIに改良が施されているとのこと。
2017年9月にはSteamでPC版が先行して配信されたが、その際には宗教要素を含む内容からマレーシアで一時配信が停止されるという事件も起きた同作。日本では無事配信されたということで、Nintendo Switch版で神々の戦いを存分に楽しむこととしよう。
文/渡邉卓也